深夜1:30、
バスの中でパスポートチェックはあったものの、
チェコ、ドイツともにシェンゲン協定内なので、改まった入国審査はなし。
ミュンヘン空港を経由し、
AM5:00、
23ヶ国目、ドイツ、ミュンヘンの
バスターミナル(Hackerbrucke)に到着。

まだ辺りも暗いので、
明るくなる時間までターミナル内で仮眠したいところですが…
寒い!
屋根はあるものの吹きさらし。
エレベーターで上の階に上がると、
ベンチ等はないものの建物内には入れたので、暖をとれるここで待機。
※弱めではあるものの、出口付近まで行くとミュンヘンのフリーwifiも使えました
明るくなって来た頃、

到着したターミナル から徒歩5分くらいのところにある
(バスターミナル併設の駅から電車で一駅のミュンヘン中央駅からも徒歩10分強程度だったはず)
予約した宿、
MEININGER Hotel Munic City Centerへ移動。
(12ユーロ/泊。朝食なし(※別料金でつけられます)
住所:Landsberger Strasse 20, Munich)
小さいながらも山小屋風なインテリアのキッチンがあり、自炊可。
食事なしの宿ですが、
ちょうど私が泊まった日は、スタッフの方から
フリーでお豆と挽き肉たっぷりの野菜スープ+ポテトの提供がありました♪

※これまでの旅で利用してきた宿は朝食付きの場合が大半だったので、
朝食のない場合のみ「朝食なし」と記載していましたが、
これから先に訪れるドイツ及び東欧諸国の宿は朝食なしの場合が大半の為、
朝食付きの場合のみ「朝食付き」(朝食に関する記載がない場合は、朝食なしor別料金)と記載させていただきます。
大きい荷物を宿に預けた後、
今日はミュンヘン市内を終日観光予定なので、
駅に行き、明朝6:00まで有効のミュンヘンの
1ゾーン内(Innenraum)の一日乗り放題券(6.4ユーロ)を購入。
※券売機で購入する場合、「other tickets」 というボタンから進んでいくと、
「一日乗り放題券」の購入画面に辿り着けました。
電車に乗ってさっそく向かったのは、
新市庁舎がそびえるマリエン広場。
(※中央駅からも歩ける距離ですが、せっかく乗り放題券を買ったので、メトロを利用♪)

この時期はクリスマスマーケットも開かれている
マリエン広場からスタートする
ミュンヘンの市内を歩いて巡る
フリーウォーキングツアーに、これから参加してみる事に。
ガイドはカーティン。

ツアー開始までの間、
広場周辺をブラブラしてみると、
小さな子ども達が思わず夢中になってしまう、
可愛い熊のディスプレイのあるデパートや、


St.Michael Kircheという、
真っ白で重厚感のある教会が目に留まった。


これがドイツの教会かぁ~。
旅を始めてから
いろんな場所にある教会を訪れましたが、
同じキリスト教の教会であっても、
それぞれの国や地域によって少しずつ雰囲気が異なるもの。
そんなちょっとした違いを比較して楽しむのも
旅の醍醐味のひとつ♪
ドイツの教会の雰囲気を味わい、
再びマリエン広場に戻り、
いよいよウォーキングツアー開始。
ミュンヘンは、
12世紀に出来たヨーロッパの中では新しい街。
最初にこの街に住み始めたのは、「僧」の方々で、
ミュンヘンとは、ドイツ語で僧という意味の言葉が語源になっているそうです。
そんなミュンヘンのウォーキングツアーの集合場所でもある
マリエン広場にある新市庁舎の時計は仕掛け時計。
ツアーが始まって程ないAM11時は、
ちょうど仕掛けが見れる時間。
♪♪♪~

音楽が流れ、
次々に現れる人形たち(写真だとちょっとわかりにくいですが…;)。
10分程続くこのショーは、
16世紀に行われた結婚式を表現しており、
毎回4曲流れ、流れる曲は毎月変わるそうです。
また、
この広場で目を惹くのが魚の噴水。

なんともユニークなお顔の魚(出目金!?)が
上に載っているこの噴水で、
”財布を洗うと金運が上がる”というジンクスもあるそう。
マリエン広場を後にし向かったのは、
ホフブロイハウス。

上の写真に写ってる青と白の「HB」のロゴに
見覚えがある方も多いのでは。
そう、
ドイツといえば、ビール。
近年日本の随所でも開催されている
ビールの祭典、オクトーバーフェストの本場もここミュンヘン!
ここホフブロイハウスは
1589年に宮廷醸造所としてその歴史が始まった
ドイツの中でも有名なビアホール。
上の階には
パーティーや会食に使われるホールがあり、

そこには、ズラリと並ぶビアグラス。
これは、
毎週同じ時間、同じテーブルに座る方向けの
パーソナルビアグラス。

カトリックとプロテスタントの闘いが起きた際、
"ミュンヘンはビールで支払い(製造?)することで、
戦争から街を守った"、という歴史もあるほど、
ビールはミュンヘンの街には欠かせないものらしい。
続いてやって来たのが、
バイエルン国立歌劇場。

ここも、
その歴史上、ビールと関わりのある場所。
過去に火事に遭ってしまった際、
ビールに税を掛けて集めたお金で、
わずか二年で再建可能となったという歴史を持つ歌劇場らしい。
そんな風に、
ミュンヘンとビールの関係についての話を聞きつつ歩き、
クリスマスツリー用のモミの木もたくさん売られている
Odeonsplatz駅前に到着。


ここにある
将軍堂(Feldherrnhalle)と呼ばれる建物は、
イタリアのフィレンツェを真似て作られたものとのこと。
将軍堂から
真っすぐ延びる道を見た際、
すぐ左側にあるのが
テアティーナー教会(THEATINER KIRCHE)。
”男の子が生まれたら美しい教会を建てる”と宣言していた王妃が、
実際に男児が誕生した際に建てたという、教会。

あいにく外観は改修工事中でイマイチでしたが、
内部に入ってみると、
ここも真っ白&重厚感がある立派な教会。

入口側(内部)にはびっしりと彫刻も施されていました。
※ウォーキングツアーでは、外観のみの見学
この教会の向かい、
すなわち将軍堂の右側では、
この時期、クリスマスマーケットが開催中。
ミュンヘンで行われるクリスマスマーケットの中でも
遅い時間まで空いているこちらのクリスマスマーケットには、
仕事帰りに訪れる方も多いのだとか。


将軍堂の前で、
ウォーキングツアーは終了。
ウォーキングツアーの後は、
ガイドさんがおススメしてくれた、
昔ながらのクリスマスマーケットへ行ってみることに(あいにく名前は不明;)。

こちらのクリスマスマーケットでは、
木の屋台がより素朴な雰囲気を醸し出していたり、
衣装を着ている店員さんがいたり、
先ほど訪れたクリスマスマーケットとは
また違った雰囲気。

続いてやって来たのは
エングリッシャー・ガーデン(イギリス式庭園)。

川も流れる広大な庭園の中には、
中国から寄贈されたという塔。

急にオリエンタルな雰囲気が漂う
この塔の周りでも
クリスマスマーケットが開催中。


本当に、
街の至る所でクリスマスマーケットが開かれてます。
続いて訪れたのは、
四体並んだ像が気になった建物。
その正体は、図書館。

残念ながら内部は撮影禁止でしたが、
中に入ると中央に立派な階段があり、
階段を昇ると、レトロなオレンジ色が印象的なライトが並んでいました。
こうしてミュンヘンの街中を散策し、
再びマリエン広場に戻ると、
夕方になり、
昼間より更に活気を帯び始めてきたクリスマスマーケット。

ゆっくりマーケットを散策…
したいところですが、
今夜はこれから、
チェコに着くや否や、
いきなり国を跨いでミュンヘンまでやって来た目的、
(個人的に)大好きなアーティストのライブに行ってきます!!