“世界一過酷”と噂のダナキルツアーへ行ってみる~一日目(前半)~

アフリカを旅したい!と思わせてくれたきっかけの一つが、

ここエチオピアの
ダナキルツアー砂漠ツアー

別名、世界一過酷なツアー





いよいよダナキル砂漠ツアーの当日、
メケレの宿にツアー会社(ETT)の車が迎えに来てくれ


…るはずなのに、なかなか来ない。



30分ほど経っても迎えに来る気配がないので
ツアーに置いてけぼりにされていないかヒヤヒヤしながら
ETTへ電話を掛けてみたところ、

その後、すぐに迎えにきてくれました。



私を乗せた車が向かったのは
宿から徒歩でも15分程度のところにある
Milano Hotel(GPS:13.489615, 39.47665)に併設された

ETTのメケレ支店



ここのオフィスに
ツアー中には不要な荷物を預け、


案内された車に乗り込み、
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AM9:45、
いよいよダナキル砂漠ツアー、スタート!


ドライバーは
音楽好きで、気の利く優しいジェントルマンのアントワン。

彼の運転する車には私の他に
南アフリカでの留学を終え、故郷へ帰る前にアフリカを一人旅しているというドイツ人のシャーロットが乗車。
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アントワンのオススメの音楽をBGMに

私たちを乗せた車は

メケレの街を抜け、
しばらく行くとカーブの連続の迫力の山道に走る。

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一時間ほど経った頃に到着したAbaraという街で、

早速の休憩タイム。





アントワンと一緒に
カフェでコーヒーをいただくことに。





店員さんが
砂糖が入ったカップに目の前でポットから注いでくれたコーヒー。



どうやらここでは
カップに添えてあるTena Adamという葉っぱでコーヒーをかき混ぜて飲むらしい。
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初めて試みるコーヒーの飲み方。


“薬みたいなものだよ”とアントワンが教えてくれた
このTena Adamは
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必ずではないものの、
エチオピアではよくコーヒーに添えられて提供されるそうです。
※後から調べてみたところ、
Tena Adamの正体は“ヘンルーダ”というハーブでした




この葉っぱ以外に
もうひとつ気になるものがここで目に入ってきた。



私たちの隣でコーヒーを飲むおじさんたちが皆、
細い竹みたいなものを口にくわえている



正体を尋ねてみると、
それはアダイトという植物で
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このアダイトを使い歯を磨いているところとのこと。



エチオピア
何やら面白そうなものにたくさん出会えそうな予感。






しばらくすると、
他の車でやって来た
同じくダナキル砂漠ツアーの参加者たちが同じ街に集まってきた。


他の車のドライバー兼ツアーリーダーの
フィッシュの説明よると

このツアーは
ドライバー+4人程度の参加者が乗った4WD車が
数台でチームになって動くスタイルとのこと。
※他の車には
日本人(久々に日本人に遭遇!)、韓国人、中国人、フランス人のカップルがそれぞれ一組ずつと、イギリス人3人組、ポーランド人、イギリス人のおばさまが参加していました



ここで顔を合わせたツアー参加者たちと話をしていると
ある事実が発覚。



事前に配られた
ツアーの行程表に記されている内容がみんなバラバラ

私が先日ETTからもらった行程表の内容は
幸い正しいものだったのですが、
他の参加者たちの行程表と実際のツアーの内容は順序が全然違う。


どうやらツアー催行のタイミングで
順序が逆になっていたり、
2泊3日のツアーと3泊4日のツアーの人が混じっていたりしている為、こうした事態に陥っているらしい。

つまりは、
ツアーの何日目にどこに行くのかは、
実際にツアーが始まってみないとわからない



ドライバーの皆さん曰く、

順序は違えど
“予定に含まれている場所には、きちんと全て連れていく”そうなので、
ツアーに含まれている目的地に行きそびれる心配はないそう。





更にもうひとつ
気になる事が発覚。


ここエチオピアでは
つい先日、大規模なストライキやデモが発生し、政治犯の釈放が行われ、
首相は電撃辞任し、非常事態宣言が出されたばかりで

街中ではデモ隊が暴徒化し、
公共交通機関もストライキで動いていないらしい。

更に追い打ちをかけるように、
ウガンダからエチオピアへと旅してきたシャーロットの話によると
ウガンダでも大規模なストライキが起こっており、
街の中に人の姿が少なく、バスもほとんど走っていないそう(理由は不明)。





アディスアベバでも、メケレへの移動でも
特に混乱や危険な気配は感じなかったけれど…

そんな状況では
今後の旅路に影響が出るのでは!?



ついつい怠りがちですが…

安全、確実に旅するには
最新ニュースのチェックは必須事項です。


とはいえ、
この世界一過酷なツアー中は
到底wifiなんて無く、最新情報を調べることは難しそうなので

しばしツアーに集中。




再び各々の車に散らばり
道を進んでいくと、

窓の外には
所々でラクダが一匹でのんびり歩いていたり、岩山でポツンと座っていたり(野良ラクダ!?)。


日本ではまず見ないであろう
野良ラクダの姿を楽しみつつ、

続いて車が停車した
Gegeya shetという場所でランチ

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ツアー最初の食事として出てきたのは、

野菜の入ったゴハン。
※ツアーは食事付き。ドリンクは別料金
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ここエチオピアでもお米を食べる習慣があるらしい。



腹ごしらえを終え、
次第に未舗装の道が続くエリアに突入。

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次第に周りの景色が荒っぽくなり、

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もはや道なき道を
私たちのツアーの車数台だけが



砂ぼこりを巻き上げ、
キーッ!!キーッ!っと
映画のカーチェイスのシーンでしか聞いたことないような音を鳴らしながらものすごい勢いで走り抜ける

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その光景は
かの有名なパリダカ(ダカール・ラリー)を彷彿とさせ、

アントワンの華麗なドライブスキル
本当に惚れ惚れするほどにカッコいい!!


そんな迫力満点のドライブの途中には
遊牧民の家が点在し、

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その集落の子どもたちが
私たちのようなツアー客の乗った車が近づいてくるのを見つけると、


“ペンをちょうだい!”と駆け寄ってくる。


かつて
ここを通った観光客たちが渡していたのかな??


車はそうした子どもたちのことは気に留めずに
先へ先へと進んでいく。




景色はまた変わって
黒く固まったゴツゴツの溶岩が一面に広まるエリアに突入


ここでは
あちこちで竜巻もが発生!

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車ごと飛ばされる!?

と、心配になるくらいに
勢いのある竜巻が何本も近づいてくるものの


実際にはさして影響はなく、
そうした竜巻は何食わぬ顔で私たち車を通り過ぎていきました。


いろんな景色の中を走り抜け、

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17:00を過ぎた頃、
本日の目的地、エルタ・アレ火山キャンプサイトに到着。
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キャンプサイトには武装した兵士がいっぱい。
※兵士は撮影厳禁!

なにせ国境に近いこのエリアは
情勢が不安定襲撃に遭いやすい


つい3ヶ月前にも
ツアー参加中の外国人観光客が武装集団に殺害されるという事件が発生したばかり。



さすが、
世界一過酷なツアーと言われるだけある(!?)
デンジャラスな場所



そういえば、
エジプトを訪れた際に
白砂漠黒砂漠ツアーに参加しようとした直前に襲撃事件が発生し、行くのを諦めた過去が。。。


素敵な場所に
“治安の悪さ”が理由に安易に近づけないなんて…

旅をしていると
心のそこから世界平和を願わずにはいられません。



とはいえ、
そこまでピリピリした空気は漂っていない

たくさんのラクダもくつろぐキャンプサイト。

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他の車たちも続々と到着し、
しばしの休憩を挟んだら

晩ごはん

スープにパスタ、
野菜サラダやオレンジなどがテーブルに並び、
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沈みゆく真ん丸の夕日に照らされながら
他の参加者たちと、円を囲んでいただきました。

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ゴハンを食べ終えたら、
いよいよここからが今日の本番。



地表にある世界一低い活火山(標高613m)と言われる
エルタ・アレを

真っ暗な中、登山します!


今夜寝泊まりするのも
このキャンプサイトではなく、

活動中の火山の山頂付近。



各自に配られた
ペットボトルの水2本とベッドカバーを背負い、
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真夜中の登山、開始。

by ice_oga | 2018-02-22 20:59 | 街散策 | Comments(0) |