“世界一過酷”と噂のダナキルツアーへ行ってみる~アディスアベバ→メケレへ移動編~

まだ夜も明けぬ真っ暗な早朝4︰00。

昨日ダナキル砂漠ツアーを申し込んだツアー会社、ETTの車が
宿に迎えに来た。


今日はここアディスアベバから
ダナキル砂漠ツアーの出発地となる
エチオピア北部に位置する街、メケレへバスで移動。



アディスアベバ→メケレまではバスで約15時間。


出来ることならば、
10時間を超えるような長時間移動は
夜行バスを利用したいところですが…

エチオピアは
基本的に夜行バスの運行禁止。


その為、
長距離バスの出発時間は必然的に
とんでもない早朝。




ETTの車は私の他に
同じくメケレへと向かう韓国人カップルも乗せ、

バスが出発する
Meskel Squareへ。

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Meskel Squareには
こんな早朝にも関わらず、
バスを待つ人たちのたくさんの姿。

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今回私が利用するのは
AM4:30発のSelm Bus

チケットは昨日ダナキル砂漠ツアーを申し込んだ際に
サービスで提供してもらえました。
※通常手配だと、アディスアベバ➝メケレは片道25USドル程度とのこと


ここへ連れてきてくれたETTのドライバーさんに
メケレ行きのバス乗り場にまで案内してもらい、

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彼に言われるがまま、

まずは荷物を預けるための列へに並び、

名前を伝え、
荷札と荷札の控えを受けとると…



チップ!チップ!

と、チップを要求された。





この手のチップ要求は

本当に現地のマナーとしてチップが必要なのか、
単なる観光客をカモにしたぼったくりなのか

旅の間に毎度、毎度その判断に頭を悩ませるところ。



ETTのドライバーさんによれば

“特に払う必要はないよ。
払いたいと思うなら払ってもいいとは思うけれど”


との、どっちつかずな回答。




どうしたものかと思いつつ、

あまりにしつこいので
暗い中にもかかわらず財布をごそごそして渡すと、



たったこれだけ!?と、ブツブツ文句を言われ、

その態度に朝から不愉快な気分

よくも悪くも
なかなかこの手のチップ文化にはやっぱり馴染めない。
※ちなみにこのあとにもSelm Busを二度利用しましたが、
この時以外はチップの要求はありませんでした。




そんなこともありつつ、
乗客全員の荷物が積み終わったAM5:15、

バスはアディスアベバを出発!
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ところどころでアトラクション並みに揺れる
ガタガタ道を通りつつ、

やや迂回気味にバスはメケレに向けて北上。

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しばらく暗闇の中を走っていたものの、

AM6:40頃にもなると
窓の外にはオレンジ色の朝日が昇り、

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朝ごはん的な
ココナツ味の焼き菓子も配られた。
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前方に設置されたテレビに
エチオピアの映画やら音楽やらも流れるバスの車内は、
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日が昇ると

とにかく暑い



一応微弱にクーラーはついているらしいものの、

気づけば
ダイエット効果を期待できるくらいに全身汗だく



せめて強い日射しを遮ろうと窓のカーテンを閉めてみると


イスやらカーテンやらを
サワサワサワっと歩く

ミニゴキブリと目があってしまった。




…でも、
サワサワサワっと歩く彼ら+暑さという大敵に

今朝の早起きが高じて眠気が勝ち、気付けば熟睡。 





眠りに落ちてしばらくすると

"ランチだよー"っと、

隣の席に座っていた
メケレの実家に帰るところだという
アディスアベバの学校に通う学生さんに起こされた。




時計を見てみると、
まだAM10︰00


今日の出発時間を考えたら
この時間には自然とお腹がすく。

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バスが停車していたのは、
ロバのいるレストラン。
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メニューは
パスタorインジェラの二種類で、どちらも30ブル。



エチオピアを旅した旅人たちに

“見た目はは○○、味は○○”
とんでもない表現をされているエチオピアの国民食

インジェラ
せっかくなのでここで食してみることに。


黄色いソースがちょこんとかけられた
ホットケーキにできるようなボコボコした穴がいっぱいあいた灰色の生地

大きなお盆にボンっと載せられ、渡された。


これが噂のインジェラ。


周りを見渡してみると
他の人たちのインジェラには
私と違って数種類のソースがかけられていたので、

私もお願いして
ひとまず三種のソースをかけてもらった。



いざ、実食。
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手でちぎって、
ソース(カレー風味)をつけながら食べてみると

酸味の効いた薄いパンケーキといった感じ。



インジェラの正体は
エチオピアで盛んに栽培されている
テフ”という穀物の粉を水に混ぜて発酵させ、焼いたものらしい。


発酵食品故の酸味はあるものの、
想像していたよりは全然食べれる料理。






…が、量が多い

半分も食べきれず満腹になってしまい、
申し訳なくも残してしまいした。



初のインジェラに挑んだ
30分のランチ休憩を終え、バスは再び出発。



所々でトイレ休憩を兼ねてバスは停車するものの

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それはどこかの休憩所ではなく
ただの道端。
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ランチの為に停まったレストラン以外は
全て青空トイレ
(一応、バスにもトイレが付いてましたが、
使用しなかったので実際に使えるのかは謎。)



バスに揺られ、
暑く乾いた大地、ゴツゴツの山
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塩田の広がるLake Afreraや
山あいの小さなム村、Gageya Shetを通り抜け

気づけば夕日も沈む頃。



迫力の山々を抜けると、
ようやく街の灯りが遠くに見えてきた。



19:20頃、
本日の目的地メケレ到着
(到着場所はGPS:13.496037, 39.477887)
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アディスアベバから実際のところ
14時間程かかりました。

今夜の宿はバスを降りた場所から
徒歩3分もかからないくらいの所にある
Atranos Hotel(GPS︰13.496412, 39.475908)。

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※写真は後日、明るい時間に撮影


昨日、wifiが使えたアディスアベバのETTのオフィス内で
Booking.comを利用して予約済


さっそくチェックインしようとすると



これまで数々の宿を利用してきて
初めての事態に遭遇。


レセプションにいた3人のスタッフの誰も
Booking.comを知らない。

しいては
私が宿を予約している事実を誰も理解してくれない



どうにか
“私は今夜この宿を予約している事実”を伝えたいのだけれど、

返ってくる答えは
“Very difficult”


英語もカタコト程度は通じているので、
決して私が言わんとしようとしていることが通じてないわけではなさそう。

でも、何を聞いても返ってくる答えは
“Very difficult”


もはや予約はどうであれ、
今夜私がこの宿に泊まれる部屋が空いてるのか聞いても


その答えは
“Very difficult”。



じゃあ、今夜は満室なの?と聞くと
“部屋は空いている”らしい。



予約は関係なく、
その空いている部屋でもいい旨を伝えてみると、

返ってくる答えは

またしても
”Very difficult”


結局私は
この宿に今夜泊まれないの!?泊まれるの!?

永遠に続きそうなこのやり取りが
30分ほど続いたのち、

ようやく200ブルの部屋(シングルルーム)を案内してもらえました



結局何がVery difficult だったのかは謎のまま
チェックイン完了。
※今後時間がしばらく経過するまでは
この宿をインターネットで予約することはあまりオススメできません。



とはいえ、
チェックイン時のゴタゴタがなければ
レセプションの人たちも親切だし、

設備も↓こんな感じで、
想像していたよりもよい宿でした(結果、ツアーを終えてメケレに戻ってきた際にも同じ宿に宿泊)。


~ツアー前の宿泊時~
・部屋に石鹸やトイレットペーパーあり、
ホットシャワーも十分な熱さ&水圧で部屋も清潔。
・wifi (レセプション付近のみ):非常に弱く、Messenger以外は繋がらない

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~ツアー後の宿泊時~
・部屋:部屋に石鹸やトイレットペーパーはなし。
ホットシャワーはぬるめ。部屋の床に髪の毛がたくさん落ちてる(…とは言っても、アフリカのこの値段の宿にしては十分きれい)
・wifi:速度はそこまで早くないものの、問題なくネットサーフィン可能。





ようやく宿の部屋に荷物を下ろしたら、
ひとまず近くの通りをぶらぶら。


商店のおじさんとお話したり、

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見つけたレストランに入って
パスタ+ビールで39ブルの晩ごはんを食べたり。
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(エチオピア全土共通!?昨日に引き続き、マカロニも茹で過ぎ感あり)




こうして無事にメケレにたどり着き、

いよいよ明日は
ダナキル砂漠ツアー!!


by ice_oga | 2018-02-21 22:56 | 交通・移動 | Comments(0) |