カディスでの4週間のスペイン語留学、
とうとう最終日を迎えました。
なぜ、名詞に性別があるの!?
なぜ、動詞の活用の種類がこんなにも多いの!?
なぜ、疑問文や感嘆文の前にひっくり返った"¿"や"¡"が付くの!?
…と、
そんなこと言ったら
身も蓋もないことはわかりつつも
なかなか理解出来ないスペイン語に対して
声を大にして嘆きたくなることもしばしばありましたが、
15歳〜60代後半の方まで幅広い年代の
世界各国から集まったクラスメイト達と
毎日楽しくスペイン語を学ぶことができました。
無事にCertificado(スペイン語を学んだ証明書)もいただけた
留学最終日は、
学校を飛び出し、
道行くGaditano(カディスの人)たちに声を掛けて
与えられた課題の答えを聞き出すという実践型の授業。
通りすがりにいきなり声をかけられて、
いくつもの質問に付き合ってくれる人なんて居るのだろうか…?
日本ならば
(小学生の校外学習くらいならまだしも)、
こんないい歳した大人が行おうものなら
煙たがれること間違いなしの内容。
でも、ここはスペインのカディス。
私達の拙いスペイン語での質問にも関わらず、
Galitanoたちは
みんな快く対応してくれました。
それはそれは
日本人ならカルチャーショックを受けるレベルの対応の良さ!
とにかく感じのよい人が多いカディス。
人の良さ加えて
青い海と絵になる古い街並みも魅力的なカディスは、
今となっては私にとって、
すっかり大好きな街のひとつ。
そんなカディスともいよいよ別れの時。
学校終了の翌日には
ホストファミリーと
近所に住むホストマザーの友人のミゲル夫妻も集い、
一緒にお別れランチ。
ホストマザーお手製の
美味しいパエリヤをはじめ、
たっぷり身の詰まった
Langostinoと呼ばれるエビ、
更にはアイス好きの私の為に、
デザートにアイスクリームケーキまで用意してくれました。
詳しい商品名等はあいにく不明ですが、
近所のスーパーマーケットで購入したというアイスケーキは
パリパリのチョコと
クリーム感たっぷりのバニラアイスの相性が抜群の一品でした。
毎日楽しみにしていた
ホストマザーの手料理たちもこれで最後かと思うと名残惜しい。。。
最初から最後まで
スッカリお世話になったホストファミリー&ミゲル夫妻は
話し始めると笑いが絶えず、
いつの間にやら歌ったり踊ったりしていてとっても陽気。
そんな彼らのお陰で
カディス生活の楽しさが
何十倍にも膨らんでいた事は間違えなし。
いつの日かまた会えることを信じ、
彼らとのお別れの挨拶を終えたら
荷物をまとめてカディス駅へ。
カディスでの留学生活を終えた後に
最初に向かうのは
明日盛大なお祭りが行われるというアリカンテという街。
カディス➝アリカンテへは直通のバスや電車は走っていない為、
まずは乗り継ぎ地となる
セビージャへ電車で向かいます!