アフリカ大陸縦断の旅も
ついに最終目的地である
南アフリカ共和国のケープタウンまでやって来ました。
日本もゴールデンウィークが近づいてきましたが、
ここ南アフリカもこの時期はホリデーシーズン。
4/27はFreedom Day、5/1はMay dayと祝日が続きます。
4/27のFreedom Dayとは
1994年にアパルトヘイト後はじめての全人種を対象にした選挙が行われた日を記念したもの。
その選挙で当選したのが、
かの有名なネルソン・マンデラ氏だったそうです。
Freedom dayの今日は
もう一つ嬉しいFreeなことが。
なんと!
ケープタウンの多くのミュージアムが
入場無料!!
このお得な機会を見逃さぬよう
今日は朝からミュージアム巡り。
・【South African Museum(2018/4 月現在、一部改装中)】
南アフリカ最古の博物館であるSouth African Museum。
アフリカ大陸の歴史が垣間見れる地層や
サン族(ブッシュマン)の岩絵をはじめ
等身大の模型が随所に配置された
海洋生物のコーナー(中でもサメのコーナーが充実!)、
カラフルな色と輝きが美しい鉱石、
恐竜についての展示があり、
興味津々の子供たちを引き連れた家族づれで
館内は賑わっていました。
・【South African National Gallery】
South African Museumのそばにある
South African National Gallery。
アフリカらしいカラフルな作品や巨大なオブジェ、
クラシカルな絵画も揃い、
キーボードやマウスといった
パソコン関連の部品たちで作られた作品や
“Butcher Boys”というインパクトある三人衆(Butcher Boysは写真NG)など
ユニークな作品も多く展示されていました。
・【Slave Lodge】
東インド会社が
アジア(インドやインドネシア、中国など)やアフリカ周辺の島国などからケープタウン連れてきた奴隷の宿舎として建てた建物を利用した博物館。
かつて奴隷は買われた月の名前でよばれていたので、
その名残として月の名前(January、Februaryなど)が名字の人がケープタウンには多く暮らしているそう。
ケープタウンはもちろん、
アフリカの歴史を語る上で欠かすことの出来ない奴隷についての展示の他、
武器や調度品、ファッションや音楽についての展示、
エジプトの発掘品など
幅広いジャンルの品々が展示されていました。
・【ZEITZ Museum of Contemporary Art Africa】
エントランスから入ると
天井まで吹き抜けたオーディトリアムに飾られた作品が目に留まる
ZEITZ Museum of Contemporary Art Africa。
1921年に建てられた穀物などの輸出入を行う際に使われていたビルを改装し、
建物の一部はホテルとして利用されているという
ユニークな美術館。
William Kentridgeの6枚のスクリーンで表現された
迫力満点の作品をはじめ、
Roger Ballenの何とも言えない奇妙な空間など、
何これ!?
といった
不思議な感覚をミュージアムで味わうのが好きな方なら
何時間でも楽しめること間違い無しの場所。
作品はもちろんのこと
ビビッドなカラーのトイレも見逃せない
見どころ満載のミュージアムでした。
他にもフリーエントランスのミュージアムはまだまだありましたが、
今日はこの4軒のミュージアムを巡ってきました。
それぞれ違った特色のあるミュージアム。
ミュージアム巡りもケープタウンでのオススメの過ごし方のひとつです。
ミュージアム巡りの後は、
ZEITZ Museum of Contemporary Art Africaのそばにある
V&A Waterfrontという巨大なショッピングモール内の
Mugg & Beanというカフェで
冷たい
ミルクシェイクを飲んで一息。
・Milk Shake Bubblegum(29.9ランド)
ほんのりアイス感も残る飲み心地の
ガムらしいお菓子の甘さが口の中に広がる
鮮やかな水色の
見た目も可愛らしい雰囲気の冷たいミルクシェイクでした。
ミュージアムへのフリーエントランスは
Freedom Day以外にも時折行われているようなので
ぜひ、
各HPでチェックしてお得にケープタウンのミュージアム巡りを楽しんでみてください。
・【iziko Museums of South Africa】
※South African Museum、South African National Gallery、Slave Lodge
今後のフリーエントランスデイ:5/25(Africa Day)、6/16(Youth Day)等
・【ZEITZ Museum of Contemporary Art Africa】
今後のフリーエントランスデイ:5/18(International Museum Day)、5/25(Africa Day)等