ニュージーランドバスの旅 14日目
現在地︰Franz Josef(南島)
”ここでのスカイダイビングは
世界で二番目の絶景が楽しめるよ!”
“ちなみに世界一のスカイダイビングポイントはエベレスト”
という、
バスのドライバーさんからの一言につられ、
ずっとやってみたかった
スカイダイビングに初挑戦!
ニュージーランドの空を舞ってきました♪
現在滞在中のFranz Josefでは
氷河を楽しむアクティビティがいろいろ。
大半の人が
ヘリコプターに乗って氷河に降り立ち、
氷河の上を歩く“ヘリハイク”に向かう中、
私を含め、
スカイダイビングに挑戦する面々は
宿に迎えに来たバンに乗り
30分ほど走った先にあるFox Glacierの街にある
Skydive Fox Glacierへと移動。
てっきりFranz Josef氷河を見ながらのスカイダイビングかと思いきや、
近くにあるもう一つの氷河、
Fox氷河付近で行うものらしい。
まずは
“機器の不調によりシリアスな怪我をしたり、死亡する可能性もあります”という内容も記された
ハイリスクの可能性ありのアクティビティ前に良く目にする類の
契約書にサインをし、
体重測定をし(体重により、一緒にダイブするインストラクターさんを決めるそう)、
料金の支払い。
ダイブする高さにより料金は異なり、
・13,000ftからのダイブ…299ドル
・15,000ftからのダイブ…399ドル
100ドルも価格差があるので、
2000ftでどのくらいの時間差があるのか尋ねてみたところ、
30秒くらいの差とのこと。
30秒に100ドル費やすのを躊躇した私は、
13,000ftを選択。
そこに、
せっかくなので人生初のスカイダイビングの勇姿を動画に残そうと、動画撮影もオプションで追加。
(※個人のカメラでの撮影は禁止とのこと。“写真のみ”や“写真+動画”のオプションもあり)
結果として、
総額448ドルという
とんでもなくバックパッカー殺しの金額に膨れ上がりました。
懐は一気に寂しくなったものの、
スカイダイビングしながら見る世界で二番目の絶景がどんなものなのか、
そして、
生身で空を飛ぶ(正確には落ちてるだけですが笑)ということが
どんなものなのか、
ワクワク。
支払いを終えたら、
スタッフの方から
スカイダイビングについての
説明。
飛行機から飛び降りる際は
バナナのように頭と足を反った姿勢で行うとのことで、
"Go Bananas!"
との彼の掛け声で、
みんなでバナナのように身体を反り、イメージトレーニング。
ちなみに、"Go Bananas!"という英語のフレーズには、
"クレイジーになれ!"という意味もあります。
そしていよいよ
スカイダイビング開始。
飛行機には一度に3人(+インストラクターさん×3人+飛行機の操縦士さん)乗れるそうで、
名前を呼ばれたら、
順々にスカイダイビング用のスーツとハーネスを装着し、
帽子とゴーグルと手袋を手にし、待機。
まずは第一陣をお見送り。
彼らを送り出した飛行機が
操縦士のみを機内に残して私達の元へ戻ってきた頃、
ついに私の名前も呼ばれた。
私と一緒にダイブしてくれる
インストラクターのNicoさんと、
動画用に
しばしカメラの前でお話をし終えたら、
いざ、
飛行機の中へ。
飛行機は勢い良く滑走路を駆け抜け、
どんどんと高いところへ上昇し、
あっという間に
周りの山々の頂より高いところへ。
窓の外に広がる迫力の景色に見惚れている一方で、
機内ではNicoさんと肩につけたクリップのようなもので身体を繋げ、
飛行機はついに
13000ft(≒3962.4m)の高さに達し、
外と私達を隔てていた
扉が開いた!
まずは
私の前に座っていた人が空中へと身を投げ出し、
次はいよいよ私の番。
Nicoさんの誘導で
するりと開いた扉の横まで移動し、
教えられたとおり
バナナのように体を反り、
いさ、空中へダイブ!!
わー!!
風が強すぎて
口が思うように閉じられず、
顔の皮膚も風に煽られてスゴいことになってるけれど…
空、飛んでるー!!
そして
目に飛び込んできたのは
360°、
見渡す限りの大パノラマの絶景!!
窓越しではなく
身一つ(正確には2つだけれど)で見る景色の迫力は桁違い。
遮るものが何もない、
今まで味わったことのない視界が広がり、
ただただ、感動。
勢いよく落下し続けたのち、
パラシュートが開いた!!
すると一気にスピードが落ち、
右へ左へとゆ〜っくり旋回。
パラシュートか開く前に比べて
一気に風の抵抗も減り、
よりじっくり景色を楽しめる。
これが噂の
スカイダイビングで味わえる
世界で二番目の絶景。
※あくまで、ドライバーさんによるランキングです
Fox氷河や海が見え、
広大な緑の大地が広がってる。
そんな景色を眺めながら、
足が空中に浮き、
地面が遥か遠くに見える初めて味わう感覚を楽しんでいると
なんだかこの感覚に
見覚えがあるような…
!!!
これは、
テレビが映画の中でホウキに乗った魔法使いが見てる景色だ!
スカイダイビングは、
魔法使い気分をも味わえてしまうものらしい。
いつまでも
この感覚を味わいながら景色を楽しんでいたいものの、
いよいよ着地の時。
着地の際は、
足を前に伸ばしてスーっと滑るように着地。
緑の地面に着地し、無事生還。
ほんの僅かな時間でしたが、
初めて味わう空中での感覚、
そして
見渡す限り広がる絶景に大興奮で
アドレナリン大放出しっぱなしのスカイダイビング体験でした。
(いつの日か、世界一と噂のエベレストでも挑戦してみたいものです♪)