ニュージーランドバスの旅 5日目(前半)
現在地︰Rotorua(北島)
ここRotoruaではオプショナルツアーに参加し、
Wai-O-Tapuという
地熱活動地帯ならではの
こんな独特の色をした景色に出会える場所へ行ってきます。
※オプショナルツアーはWai-O-Tapu Thermal Wonderlandの入場料+ロトルアの街からの片道分の交通費が含まれて69ドル(帰りはStray BusがWai-O-Tapuまで迎えに来てくれる)
・AM8︰50
滞在していた宿(YHA Rotorua)に
ツアーバスが私たちツアー参加者を迎えに
…来てくれたのですが、
手違いでこのツアーの参加者の数がバスの定員超えの状態になり、
私(+他6名)の席がない。
土壇場でツアー参加不可になるのでは!?
と、ヒヤリとしましたが
後からやってきた
急遽手配された別のバスに乗り込み
30分程遅れながらも
無事Wai-O-Tapuツアースタート。
このツアーでは
Wai-O-Tapuへ向かう道すがら
Rotoruaの見どころにも立ち寄ってくれました。
・Rotowhero
"グリーンレイク"とも呼ばれるキレイな緑色の湖。
辺りには硫黄の匂いが漂い、
遠くに湯気が立ち上っているほど。
ちょびっと湖の水に触れてみたところ"ぬるま湯"といった水温でした。
・Mud Pool
グツグツと音を立てて煮立ち、
あちらこちらで突然ボンっ!と音を立てる灰色の沼。
凄まじい勢いで煮え立つ姿は
まるで
落ちたら二度と生きては帰れない
地獄絵図に出てくる沼のような雰囲気。
・Lady Knox GeyserLady Knox Geyser
毎朝10:15が近づくと
たくさんの人たちが集まるこの場所。
私達が訪れた時には
既に大勢の人の姿。
ここに集まる皆の目的は、
勢いよく噴き出す間欠泉。
ここの間欠泉は
自然に噴き出すのを待つのではなく、
ショーとしてきちんと構成されている人工的なもの。
ショーの始まる10:15になると
このショーのホストである陽気なおじさん現れては
いろんな国の挨拶をしつつ観客たちを盛り上げ、
間欠泉が噴き出す為の魔法の粉、
洗剤(環境に優しいものを使用しているそう)を
間欠泉の穴の中へ投入。
すると、
徐々に穴の中からブクブク泡が出始め…
プシューっと勢いよく
空に向かって噴き出します。
・Wai-O-Tapu Thermal Wonderland
ツアーバスとはここでお別れ。
入場券を受け取ったら、Thermal Wonderland内を自由散策。
森や川や湖も途中にある
約3km程のコースを道なりに沿って歩いてみると、
随所で目に入ってくるのは
見慣れない独特な色をした沼や岩。
まるで絵の具でも混ぜて作ったようなこうした色は
全て天然もの。
マグマの影響で最高300℃にも達するほどまでに熱され、
岩からのミネラル(硫黄や炭素などの化学物質)を吸収した水がこうした色に染まるそう。
それだけ高温になりうる可能性のある水なので
くれぐれもうっかり沼などに落ちないように要注意(ちゃんと歩道は確保されてます)。
敷地内の見どころのそれぞれには
"Artist's Palette"、"Devil's Ink Pots"などユニークな名前が付けられているので
名前と目の前の景色を照らし合わせながら
見学するのもここの楽しみ方の一つ。
例えば、
Wai-O-Tapuと聞いて一番よく見るこのオレンジと緑の沼は
シャンパンのような細やかな泡が立っている為か
シャンパン プール(Champagne Pool)という名前でした。
火山の影響を大いに受けている土地、
Rotoruaならではの景色を満喫できるWai-O-Tapu周辺は
見逃せない場所のひとつです。
・13:30
Wai-O-Tapuの見学を終えた私たちの元に
Stray Busが迎えに来た。
ところが、
ここでまたまた問題が発生。
私(+7名)の乗る席がない!!
どうやらバスの予約がきちんと完了していなかったにも拘らず、
バスに乗ってしまった人たちがいたらしい。
Stray Busは自分の好きなタイミングで
Hop off、Hop on出来るシステムのバスですが、
もちろんバスが満席の場合は乗車不可。
次の街への移動を決めたら
早めのバスの予約(これからの夏のハイシーズンは特に!)が無難です。
※私は予めツアー会社に予約を代行してもらいましたが、ネットやアプリで簡単にできるそう
最終的に
予約がうまく出来ていなかったオランダ人のグループがこの場でバスを降りることに。
この場に残される方も、
残していく方も何とも言えない複雑な気分のまま
Stray BusはRotoruaの街を後に。
そんなトラブルもありましたが、
まだまだ今日もバスの旅は続きます。