ハンガリー滞在も残りわずか。
先日のウォーキングツアー以外では、
ブダペストでこんなことをしていました。
・国会議事堂ツアー
その美しい夜の姿に
すっかり一目惚れしてしまったハンガリーの国会議事堂。
国会議事堂内もガイドツアーで見学可能とのことで、
行ってきました!!
見学ツアーは、インターネットでの事前予約が必須。
※直接窓口に向かったところ、↓の写真の時刻で各言語でのツアーが催行されているので
ネットで予約して、出直してくるよう言われてしまいました。。。
(見学ツアー:5200フォリント+予約手数料200フォリント)
無事予約が完了したら、
ツアーの時間に合わせて受付でチケットを引き換えし、
ガイドさんの案内で、ツアースタート。
1902年に完成したこの国会議事堂は、
外観はゴシック様式でありながら、
ルネッサンス風の部分もあり、
内部にはバロック様式も取り入れられているという、
様々な様式が混じり合った
横268m、幅123m、高さ96mの巨大な建物。
"高さ96m!?"
そう、
この国会議事堂は、
ペスト側で一番高いとされる
大聖堂の高さを超えないようにと、
同じ96mという高さにしたそう。
そんな話を聞きつつ、
像の並ぶ廊下の隣にあるエレベータに乗り、
案内されたのは、
96段の階段のある、正面玄関ホール。
"またまた96!?"
なんでも、
ブダペストでは「96」という数字を大事にしているそう。
(理由はあいにく聞き逃してしまいましたが…)
正面玄関が開くのは、
特別な時のみで、普段は扉は閉まっているそうです。
この正面玄関ホールの天井には、
ハンガリーを代表する画家、
ロッツ・カーロイのフレスコ画が描かれています。
この先は、
しばらく撮影禁止の厳戒態勢エリア。
16体の王の像が取り囲む部屋の中にあるのは、
国会議事堂の目玉と言われる、
ハンガリーの初代国王、イシュトバーンから
最後の国王カーロイ4世の時代まで約950年にわたり受け継がれてきた
やや斜めになった十字架が飾られた王冠。
そんな
ハンガリーの歴史を見てきた王冠を見た後は、
ハンドメイドだという
青い絨毯が敷き詰められた部屋を通り、
会議場へ。
赤いシートが首相&内閣用
緑のシートが他の議員用とのこと。
尚、会議場内は禁煙の為、
扉の外には(取り違え防止用に)番号の振り分けられた
タバコ置き場も設置されています。
30分程議事堂内を見学し、
ツアーはここで終了。
その後は、併設された博物館を自由見学。
議事堂の模型もあるので、
今見学してきた場所を模型で照らし合わせる事もできます。
(ややお値段は張りますが…)
外観のみならず、内装も素敵な国会議事堂は
ブダペストに来たら見逃せない場所です。
※議事堂を出る際にも
ツアーのチケットが必要なので、失くさないように要注意!!
・英雄広場周辺散策
オペラ座や、
アイス屋さん(あいにく冬場は閉まってました。。。)、
栗屋のお兄さんもいる
アンドラーシ通りを北に真っ直ぐ進むとあるのが、
ガブリエルの像の建つ、
英雄広場。
この広場に面して建つのが、
西洋美術館と
現代美術館。
内装も素敵な
現代美術館(1800フォリント)では、
無機質な物たちが奏でる光と音のショーを楽しめる
Nicolas Schoffeterの作品展の他、
劇に使用されるの人形の作品展など、
全部で3つの企画展が行われていました。
そんな英雄広場の近くには、
こんなアート作品のある公園や、
冬季限定のスケートリンク、
農業博物館も敷地内にあり、
各建物も見応えのある
ヴァイダフニャド城もありました。
街の中心部からは少し距離がありますが、
英雄広場周辺も見所がいっぱいです。
・ハンガリーの温泉に浸かる
なかなか湯船に浸かる機会のない旅人にとって、
”温泉”は、
心惹かれるキーワードの一つ。
ハンガリーは温泉大国としても有名。
ここブダペストにも温泉施設がいくつかあるらしい。
それは行くしかない!!
この旅では、
早速受付で会計を済ませ
(入場料+ロッカー利用:4700フォリント)、
ロッカーのキーにもなるリストバンドを受け取り
水着に着替え、
(日本の温泉と違い、温泉内は水着着用です)
早速念願の温泉へ。
まるで
「宮殿の前の泉」のような
3つの屋外温泉。
左から
・(勢いよく)流れる温泉
・スポーツジムさながらのプール(スイムキャップ要着用)
・セーチェ二温泉名物、
お湯に浸かりながらチェスもさせる温泉があります。
温度は35℃~37℃と
日本の温泉に比べるとぬるめで、
水着着用との事もあってか、
温泉というより、
温水プールといった感じ。
そして、
寒い!!
真冬の1月の夕方、
雨と雪が混じりみぞれが降りしきる屋外。
水に濡れた状態で
水着で屋外を歩くので、
凍えます。
尚、宮殿のような建物の中には、
サウナや小さな温泉(というより、やっぱり温水プール!)が
いくつもありました。
“癒しを求めてのんびり”という日本の温泉とはひと味違い、
“社交場”として発展してきたといわれる
ハンガリーの温泉体験。
なかなか面白かったです。
(ただ、あまりに屋外が寒かったので、
もっと暖かい時間帯に行くことをオススメします)
ユダヤ人街を歩いて
面白い像が並ぶ通りに出くわしたり、
お得な
5ユーロランチ(=1155フォリント。スープ+メイン)を食べたり、
マイナスだった第一印象が嘘のように
気に入った街、ブダペストを最後まで満喫。
明日は電車に乗って次の国、スロヴェニアへ。
可愛いパートナーと合流し、
これから暫しの間、二人旅の予定。