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チチェン・イツァーとセノーテツアー(Sonow corn・イチゴ味、オレオフラペチーノ)

マヤ文明の有名なピラミッドといえば、

チチェン・イツァー.


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今日はそんなチチェン・イツァーとセノーテへのバスツアーに参加。
※ツアーは、街中の旅行代理店で500メキシカンペソ(値引前600メキシカンペソ)で昨日申し込みました。


実は8年前にメキシコを訪れた際、カンクンも訪れていた。
まるでポストカードの中の世界のような美しい海が印象的な場所。

今回は、そんなカンクンの海を満喫する為ではなく、
あくまで次の目的地、キューバへ行くための中継地としてやって来た。


でも、前回カンクンを訪れた際に行けずじまいで心残りだった
チチェン・イツァーだけ、今回行ってみることに。


そんな人生2度目のカンクンでは、
前回来た時の良い印象を拭い去るかのように

なぜか不運続き。。。


・不運 その①:不満だらけの宿
昨夜はカンクンのバスターミナルから徒歩5分程の宿に泊まったのですが…

ここは二度と泊まりたくないです
(宿の名前はひとまず伏せます)。

いろいろと嫌な点が多く、
オーナーさんも とにかく態度も対応も、今まで滞在した宿の中で群を抜いて
とにかく悪い。

数ある不満の中でも一番困ったのが、

宿がゴキブリパニックになっていた深夜1時頃に、

(チェックインした際に、きちんとオーナーさん本人に確認し、了承を得ていたにも関わらず)
いきなり翌日の荷物の預かり拒否されたこと。。。

どこか街中に大きな荷物を預けられる場所があるかを聞いても、
”そんなの知ったこっちゃない”と聞く耳持たずのオーナー。

こんな深夜にツアー会社に荷物について確認することも、
翌日に泊まる宿に早朝から訪れて荷物を預かってもらえるか否かを
確認することも出来ない。

仕方なく今朝は予定より早く起き、近くの別の宿へ。

こうして移って来た宿、
Las Palmas(130メキシカンペソ/泊。朝食なし。ドミトリーにも、暑いカンクンでは重宝するエアコンもあり。住所:Palmeras No.43)では、快く荷物を預かってもらえました。

(最悪な方の宿の)オーナーに腹立たしさは残りつつも、
ひとまず荷物の件が解決してひと安心。



・不運その②:ツアーバスが来ない!?
朝の7時に宿泊先に迎えに来ると言っていたツアーのバス。

30分待ってもバスは来ず。
ツアーバスの迎えが遅れるのはよくあることとは言え、45分を過ぎた頃にツアー会社に電話してみると、

バスは既にカンクンを出発したとのこと。


ツアー会社によると、
”7:15頃に宿に迎えに行ったけれど私はおらず、フロントにメモを渡した”というのが、
バスに乗ってるガイドの言い分らしい。

そんなはずは ない!

例の最悪な宿のひとつしかない入口で、
6:55~私はずっと待っていたけれど、バスはおろか、誰一人として現れていない。
もちろん、フロント(と呼べるようなものでもないけれど…)にも誰も来ていない。

宿の場所も、ツアー会社の認識で間違ってはいない。


”タクシーで行って、バスに乗って!”とツアー会社に言われたものの、
バスの現在地もルートもわからない。

最終的に、”5分後に別の車が迎えに行く”とのことで、
ひと段落。

5分後に来ると言っていた迎えがきたのは、結局25分後。

今回の宿のあるカンクンの市街地から、
カンクンの海を楽しむのに最適なホテルゾーンへと車は走り、

ある高級ホテルの前に車が停まった。


ここでツアーのバスに合流できるのかと思いきや、

車に乗り込んできたのは、とある家族。

同じツアーに参加予定のこの家族のもとにも、
バスの迎えが来なかったらしい。


ますますバス会社&ガイド側のミスだということの
確信度が上がる。

こちらのご家族(特におじいちゃんが)、なかなかのご立腹。
ピリピリムードの車内のまま走り続けた車は、


9:30頃、ようやくバスに追い付き、合流。


そうして乗り込んだツアーバスが最初に向かったのは、
マヤ族の村(観光施設として整備されている場所)。
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伝統衣装を身に纏った方々が出迎えてくれたココで、
早速ランチタイム(ランチはツアー代に含まれる)。
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尚、この施設内では、
トルティーヤを作るデモンストレーション(焼き立てを試食可)が行われていたり、
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各個人の特別な日(記念日や子供の生まれた日など)を意味するマヤのデザインで記したものを作れたり(23USドル)、
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Obcidianaと呼ばれる
水を掛けると、黒→中に金色のキラキラしたものが見えるように変化する石などが売られていたり。
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そんな村と同じ施設でありながら、
離れた場所にあるのが、

ユカタン半島に来たら行ってみたかった「セノーテ」。
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セノーテとは、陥没穴に地下水が貯まって出来た天然の泉。
ここユカタン半島に複数箇所あるらしく、穴の中に上から太陽の光が射し込む姿が美しいと評判のもの。


この施設内にあるセノーテでは、中に入って泳げるそうなのですが、
ここでの滞在時間、わずか50分。

急いで着替えて、いざ、洞窟の中にあるセノーテへ。
※更衣室やシャワーもありました。
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洞窟の天井部分の穴から太陽の光が射し込み、
なんとも神秘的な美しさ!
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緑色の水の中には魚もいっぱい泳いでる!

ちなみに、このセノーテは深さ15m。
私のように泳げない方は、22メキシカンペソでライフジャケットも借りれます。
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また、ここには小さなテキーラミュージアムも併設。
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コーヒー味やチョコ味など、いろんな味のテキーラも販売されているそうですが…
時間がなく、サクッと施設内を一周してバスへ戻る。

再び出発したバスの車内で、ミントのような味(でもミントは入ってない)のお酒の販売。

手元までやって来たそのお酒のボトルを見てみると、
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(よく観光地であるように)施設の入口で店員さんが撮った写真がプリントされてる。

憎い演出!
ここまで商品として作られてしまうと、ただ紙に印刷されるより購買意欲を掻き立てられる。

ついついメキシコ土産にお買い上げ。
(どうせ買わないだろうと、適当に写ってしまったことをちょっと後悔)


そしてバスは進み、
ついにチチェン・イッツァーに到着!
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※ちなみに、個人で行く場合の入場料は220メキシカンペソでした。
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なかなかの高さで、昇るのも一苦労なピラミッド。当時の人々はピラミッドの上部に一度昇ったらしばらく降りてこず、
そこに滞在していた為、ピラミッドは昇りにくいものであっても、特に問題なかったそう。

ここにはピラミッドの他にも、
当時行われていた400gのゴムボールを使い、7人チームで行うボディテニスの
球戯場をはじめとした遺跡も残ってます。
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この競技、負けたチームではなく、勝ったチームのキャプテンの首が
生け贄として捧げられていたそう。

当時は、生贄になることは名誉な事とされたらしい。
球戯場の壁に残された画には、その様子(首を取られたキャプテン)なども描かれています。
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そんな生贄の頭蓋骨をさらす台座も、
球戯場から少し離れた場所に残っていました。
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ここの球戯場でも、他のメキシコのピラミッド同様に
手を叩いたり、大声を出すとエコーが掛かって響く場所があるので、
訪れた際は、ぜひ手を叩いたりして、その場所を探し当ててみてください。

そんなチチェン・イツァーを前半はガイド付きで周り、後半は自由散策。


・不運その③:ガイドにイライラ
メキシコはチップ文化の国。
前半終了時にガイドさんにチップを渡したところ、
思ったよりも少なかったらしく、思いっきり不快になるイヤミを言われた。

そんな風に言うなら、渡したチップ返して欲しい!
正直なところ、このガイドさんはチップを渡したくなる程の対応ではなかった。
最後の一言で、その思いは更に強まったけれど、既に渡してしまった後。

「チップ」と言いつつ強制的に払わされるチップ文化に、私は一生馴染めなそう。

自由散策中もずっと嫌な気持ちのままで散策するはめに。



集合時間も近づきバスに戻る途中、
売店で「SNOWCORN」という看板を見つけたので、気になって見てみると、

かき氷の事でした。

Fresa(いちご)味(40メキシカンペソ≒400円)
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一般的にイメージされるかき氷より、形がコーン風に三角!
暑い日にぴったりな、喉も潤う冷たいかき氷。


途中でクーラーが故障し、蒸し風呂状態のバスの状態が芳しくないらしく、
代わりのバスが来るのを、そんなSNOW CORNを食べながら待つ。


乗り換えたバスで走り出し、
Valladolidという街へ20分程度立ち寄る。

そこには、教会
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街の人たちがくつろぐ公園。
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公園を挟んだ先には、
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お洒落なチョコレート屋さん(Choco-Story)
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ディスプレイの仕方が素敵なこちらのお店では、
食べて美味しいチョコレートはもちろん、
チョコレートを使ったバスグッズやコスメも扱ってました。
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その後、バスは再びカンクンの街へ。

カンクンに戻り、
晩ごはんを求めてさまよう。

パラパス公園まで行くと、涼しくなった夜を楽しむたくさんの人。
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ご飯を買い、相席させてもらった中国出身のLuluとJasonとお話。
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彼らも近々キューバに行くらしい。

しばし二人と旅の情報交換をはじめ、楽しくお話し、
今日一日の嫌な出来事の数々の記憶も薄れてきたところで、
最後の一手のアイス(ドリンク)♪

公園からほど近いPOMBOというお店で、
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オレオフラペチーノ(28メキシカンペソ≒280円)
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お洒落にチョコソースをかけたカップに、オレオ風味の冷たいフローズンドリンク。
食後の締めにピッタリな、甘さ。



気付けばひと月近く滞在していた、メキシコ。
地域によって、街も気候も人の雰囲気も違う多様性のある国という印象。

いよいよ明日は、
今後の動向が近年注目される国の一つであるキューバへと向かいます。


by ice_oga | 2015-07-27 22:34 | アイスクリーム | Comments(0) |