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ペルーで日本からの荷物を受け取る(Delicia Multicolor)

旅の途中、
日本から物を送ってもらう必要がある場合
日々移動し、住所不定の旅人はどうするのか。


これから向かう街の郵便局留めにしてもらう?
現地に知り合いがいれば、その方宛に送付して受け取ってもらう?

いろいろ方法はありますが、
私が選んだのはコレ!

宿泊予定の日本人宿 宛に送ってもらう。

万が一何かあった時に、日本語でも相談できるのが心強い。


昨夜から宿泊している
お宿桜子さんでは、荷物の受け取りも承ってくれてます。
※依頼方法については、HPをご確認ください。
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オーナーさんご家族もとっても親切で、
美味しい朝食が出たり、TVではリアルタイムにNHKがずっと流れていたり、洗濯機使用が無料なのも嬉しい、
まさに日本人の旅人に優しい宿でした。
(35ソレス/泊。住所:Av.Proceres de la Independencia N-750 SJL .Lima paradero 9 de chacarilla de otero
- al lado del
Teatro municipal de San juan de lurigancho



日本側の話によると、
ペルーまでわずか4日で到着するらしく、

思ったより早い♪

…と余裕でいたら、


「荷物は到着していても、ペルー税関の怠惰な対応で、
手元に届くのに1ヶ月以上の時間がかかることもあるらしい」との話を旅の途中で耳にし、

急に冷や汗ものに。。。


既に購入してしまった
エクアドルのガラパゴス行きの航空券の関係で、そんなに長くはリマにいられない。

日本の家族から「荷物を送った」という連絡をもらってから
10日過ぎてもまだ届いておらず、不安が募る。


すると、翌日 宿のオーナーさんから
「荷物到着の通知が 税関から宿に届いた」との連絡が!!


まずは、
ペルーに届く」という第一関門を突破した様子。

通知によると、
荷物は直接宿に届くのではなく、
Serpostという指定の場所に受取り行かなくてはならないらしい。
 

オーナーさんに確認の上、
下記3点を準備し、翌朝早起きして指定の場所へ。
※昼間行くと3・4時間待たされるらしく、朝イチに行くのが良いとのこと。

・通知書
・パスポート
・パスポートのコピー(ペルーの入国スタンプのページも念の為、用意しておいた方がよい)

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8:30~営業開始のところ、
7:30に到着したので、無事一番乗り。

入口のおじさんに、
何度も同じ書類を見せるよう言われ続け(5分に1度くらいのハイペース;)、

待つこと一時間。
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入口のおじさんが見せ続けた書類の内容をようやくまともに確認し、
来訪者ノートらしきものに必要事項を記入。
(何度も提示したのは、いったい何の意味があったのか…不明;)


受付窓口へ書類を持っていくと、

「パスポート」と「通知書に記載されてる名前」が違う(宿のオーナーさんの名前が記載されていたので)と言われ、
書類の修正が必要とのことで、奥にある担当者の部屋へ促される。


担当のおばさんに修正を依頼すると、
新聞を読む片手間に面倒くさそうに私の書類に目を通し、
何枚か紙を引っ張り出し、必要事項を書いたり、言われるがままに拇印を捺したりして、

ようやく書類の準備が終わった。


…と思いきや、

「この書類
この人(宿のオーナーさん)のサインもらって、コピー2枚とって、
ID持った本人(オーナーさん)を連れて来て。」

「あと、変更手数料の36ソレス。」

とのこと。


イヤ、イヤ、イヤ、イヤ…


Serpostまで来るのに
時間もタクシー代もかかるし、

何よりオーナーさんにも、ものすごく迷惑。


そもそも、
送り状に受取人本人の名前がないと受け取れない」という話を
予めオーナーさんから聞いていたので、

ちゃんと私の名前を送り状の受取人欄に書いてもらったことも
日本に確認済み。


そちらの書類の記載ミスで36ソレス+その他諸々費用と時間をとられるのは

納得できない!!


おばさんに、
「ちゃんと私の名前が送り状に書いてあるから確認して!」
と主張しても、全く聞く耳持たず。

ペルーでの荷物の受け取りは担当者の機嫌や裁量次第との噂なので、
下手に機嫌を損ねられても困るけれど…

こちらも簡単には引き下がれないので、しつこくお願い


どうにか、別のおじさんに繋いでもらい、
荷物に貼付された「送り状の内容」の確認を依頼。

最初はこのおじさんにも全く相手にされず、
一時間程、この二人とこんなやりとりを繰り返した後、

ようやく おじさんが確認に行ってくれることに。


そのまま待たされること、更に30分。
おじさんの片手に、私の名前が記載された送り状

それでも納得いかないおばさんに、
最後のゴリ押しをし、
ようやくこの場で通知書記載の名前を修正してもらうことに成功。


けれど、
まだまだここからも長い。

受付窓口に修正関連の書類を渡し、
名前が修正された通知書を再発行してもらい、順番待ちの番号札をもらう

番号が呼ばれ、
荷物の現物確認を行う。

すぐ受け取れるのかと思いきや、
いくつか書類をもらい別の窓口へ行くように促される。

税の算出らしき処理を待ち

算出結果の書類を持って、
会計窓口へ。

追加の支払いは不要だったらしく、
その会計窓口で書類やらパスポートのコピーを渡し

ようやく荷物の受け取り。
既に時刻は11:30過ぎ。
ここに到着してから受け取りまで、4時間も かかりました。
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「国際便の荷物の箱なんて持って歩いていたら,強盗に襲われる」
という話を聞いていたので、

早速持ってきたマイバッグに箱の中身を移して、Serpostを後に。


無事荷物を受け取れた後は、
近くのショッピングセンター、Plaza Norteを散策。


このショッピングセンターに併設されたバスターミナル(Plaza Norte)で、
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無事荷物を受け取れたことを受け、
次の目的地、エクアドルのグアヤキル行き(2日後 発)のチケットを購入。
(Cruz del Surで269ソレス ※私が購入した便の出発場所は、
ここではなく、別の場所にあるCruz del Sur専用ターミナル発のもの)



お腹も空いてきたので、
隣のメルカドらしき建物内でお昼を食べ、
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相席になったヴァネッサに昨日のニセ札の話をすると、
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”銀行でホンモノと交換してもらえるかもしれない”
と、一緒に銀行についてきてくれました。


結果は…

残念ながら、銀行での交換はNG
ニセ札を銀行に持ってきても、破って捨てるだけとのことでした。。。


もはや諦めモードになりつつ、
ショッピングセンター内の
BEMBOSというバーガーショップでアイスを食べ、気分転換。
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Delicia Multicolor(4.5ソレス≒180円)
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バニラソフトの上に、直前にチョコデップしたウエハース、
チョコソースにマーブルチョコがトッピングされた一品。

このお店では、他にも様々なトッピングの組み合わせがあり、
バリエーション豊か。
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ちなみに、BEMBOSの他の店舗では、
神戸牛のハンバーガーも売ってました(27ソレス≒1,080円と、なかなかの高級品)。
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尚、無事受け取った日本からの荷物の中身は、
食品+できれば日本のものが嬉しい消耗品+(旅の後半に訪れる予定の)イランの地球の歩き方
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そして、
ウェアラブルカメラ!

旅を始めてから僅か3ヶ月の間に
たくさんの失くしものをした中で、

一番 精神的なダメージの大きかったのが、ウェアラブルカメラ。

いつの間にか(チリ辺りで)紛失。。。

※同じウェアラブルカメラのGo proは各国で見かけたのですが、
私が持っていたアクションカムは見当たらず。
日本に頼んだ後、サンティアゴで付属品は見かけたので、ひょっとしたら本体もあったのかもですが …。


ガラパゴスでどうしても使いたく、
このタイミングで日本から送ってもらいました。



旅の途中に
日本からペルーへ荷物を送ってもらうことを検討されている方は、
発送・当日の受け取り共に、
時間に余裕をもって対応
すること
を、心底おススメします。
(せっかく送ってもらっても、受け取れなければ元も子もありません)


by ice_oga | 2015-06-01 22:55 | アイスクリーム | Comments(0) |