モアイを巡る1dayツアーと突然のパーティーへのお誘い (Crema)

今日は

イースター島の見所を巡る1dayツアーに参加。



マウンテンバイクを借りて、

イースター島の見所が散らばる約30kmの道程を巡ろうかと思ったのですが…



昨日から腰の調子が悪く、

歩くのもちょっと大変な感じなので、


お高めだけどバスで島内の見どころを巡るツアーに参加を決意(39,000チリペソ.ランチ込み)。
※腰の痛みは翌日には無事回復しました。旅の途中の不調は時間的にも経済的にも命取りです。





ツアーの最初の目的地は、
Rano Rarakuという30万年前に噴火した火山

山の斜面には

完成形やら作りかけやら


たくさんのモアイ。

c0351060_12501106.jpg

この山には
かつて300体以上のモアイがあったそう。
この辺には、モアイだけでなく小さな蜂もいっぱい居るので要注意。





Rano Rarakuに来て

まず目に入るのは、


周りに花が咲き、

体にも草花が根を張る倒れたモアイ。

c0351060_12413103.jpg


この像を見た瞬間、

私の脳裏には
ジブリ映画の天空の城ラピュタ」

ロボット兵
今となっては動かなくなってしまった仲間のロボット兵(そのロボット兵の体にも、草花が根をはってる)の
お墓参りをしているシーンが浮かんできました。

イースター島は、

どことなくジブリの世界観が似合う場所な気がします。




もう少し先に進んだところに居た


こちらの倒れているモアイ

Rano Rarakuで一番大きい全長21mのモアイ。

c0351060_12541759.jpg



このモアイをはじめ、

イースター島にはたくさんの倒れた(倒された)モアイがいます。





ここで、ツアーのガイドさんから教えてもらった
【モアイについての豆知識をご紹介。






【モアイ豆知識①:モアイは動かすもの】


そもそもモアイは"動かす(移動させる)もの"だったらしく、

像を倒して、底に石を入れて動かしていた為、


古くからあるモアイは

前のめりに傾いていたそう(今はセメントで固定して真っ直ぐなものが多い)。




【モアイ豆知識②:モアイができるまで】
こんな石の道具を使い、

モアイの素材となる石を水で柔らかくしながら道具としての石で掘ってモアイ像を作っていたそう。

c0351060_12331873.jpg
モアイの大きさ素材となる石の大きさで決まり、


1体のモアイを作るのに
2~3ヶ月程の時間を要していたそう。





【モアイの豆知識③:モアイは5世代】

モアイはその特徴ごとに5つの世代に分けることができるそう。


「モアイ像」という言葉を聞いて

多くの方が一番はじめに連想する顔が長いモアイは、一番新しい世代のもの


頭が丸く、耳が短く、手が足に置いてあるモアイは、

最初の時代のモアイ




ちなみに、

このモアイはいろんな時代の特徴が混じっており、

いつの時代のものかのままらしい。

c0351060_12575900.jpg

というのも、
モアイを移動させる為に
像の形を徐々に変えていったらしく、
このモアイはいろんな世代の特徴が入り混じってしまったのだろうとのことでした。



【モアイ豆知識④:モアイは再生のシンボル】
ラパヌイ(現地の言葉でイースター島との意味)では
Reproduce Resourses、「再生が生きていく上でのテーマだったらしく、

モアイはそんなラパヌイのシンボル=再生のシンボルでもあったらしい。


その為、ラパヌイたちは

モアイも例外なくリサイクルしていたそう。



島のあちこちにある「AHUと呼ばれるモアイの土台にも、


以前はモアイだった石もリサイクルされAHUに利用され、

ところどころにかつてのモアイが混ぜ込まれている形跡が見受けられます




※モアイの歴史については謎が多く、諸説あるそうです。

↑のガイドさんからの豆知識は、参考までにご覧いただけたらと思います。








Rano Rarakuの

モアイがたくさんある斜面の反対側にあるのは、

カルデラ湖(阿蘇山のカルデラ湖のように、火山活動によって生じた凹みにできた湖)

c0351060_13081327.jpg

モアイは元々はこの湖側にあったものの、

900年頃に、
現在も姿を残す山の反対側の斜面に、ラパヌイの人々が動かしたそう。








Rano Rarakuの次に訪れたのは、
15体のモアイが横一列に並ぶTongariki

c0351060_13042983.jpg

ここのモアイは
長年倒されていたらしいのですが、

日本人がその倒れてたモアイ達を、
現在のように建て直したそうです。
※日本TV番組の取材に対し、島民の方が「クレーンがあれば倒れているモアイを元通りにできるのに」発言していたのを聞いた日本企業が、
実際にモアイの修復に取り掛かったそうです。



日本から
こんな遠く離れたイースター島

日本と縁がある場所があるなんて、意外でした。







そんなTongarikiの後は、

Akahangaという17世紀頃の集落跡へ。

c0351060_13154125.jpg

17世紀頃は、イースター島の農業の転換期。



それまでは
"植物を求めて人間が移住"していたものの、


彼らは島の植物が減ってきているということに気づき、


"定住して自ら植物を育てる"という文化が発達したそう。



このように
植物を囲むように配置された庭石は、

植物を風から守り湿度を保つ目的で置かれていたものらしい。
c0351060_13131765.jpg


この庭石に

再生のシンボルでもあるモアイを利用することもあったそう



この頃には、

家もの家の家に変わるなど、

ラパヌイの生活が大きく変化した時代だったらしい。






ここで一旦、ランチ休憩



ビールもついた
チキンやライスのランチで腹ごしらえをしたら、
c0351060_13261347.jpg


後半戦スタート





まずは、
Te Pito Kura





ここにあるのは、

Rano Rarakuにあった大きいモアイよりも

10cm程小さい(=20mはある!)モアイ。

c0351060_13281105.jpg

パワーストーンと言い伝えられている、

磁気のある石もここにあります。
※残念ながら、触れるのは禁止
c0351060_13305424.jpg




次に向かったのは、

かつて島の王家の土地であったAnakena



王家の土地ということもあり、

ここにいるのは島にいる他のモアイよりも、

しっかりしたモアイたち。

c0351060_13364210.jpg

↑の写真内の右側に見える山では、
かつて雨乞いの儀式が行われていたそう。




ここでは
木の皮を叩いて作る紙(?)を作っている方にも遭遇。

下の写真の状態まで
木の皮を延ばすのに3日かかっているそう。
c0351060_13340717.jpg
この木の紙に描かれた絵
イースター島のお土産の定番品らしく、

よく島のお土産屋さんでも見かけました。
c0351060_13155342.jpg


そして、
ここAnakenaにはビーチも。


c0351060_13211114.jpg


エメラルドグリーンの海!

振り返ればモアイ!!




個人的には、

今まで訪れたビーチの中で、

このAnakenaのビーチが一番のお気に入りそこまで訪れたビーチの数は多くないので、あしからず…)。


もっとこのビーチでのんびりしたいところですが、

今回ツアーの為、
ちょっとしか滞在時間がなかったのが残念。




ちなみに、

ビーチ近くのリゾート感たっぷりのお店では「マラクジャ」という
ここ限定のカクテルパッションフルーツとレモンのピスコサワー)も味わえます。

c0351060_12462288.jpg


マラクジャを手に、
今日のツアーに一緒に参加した方々と、

サル―(Salud)! と、スペイン語で乾杯♪
c0351060_12410082.jpg


こうして

イースター島の見所を巡りのツアーは終了。







ツアー後は、アイスでひと休み。



・Crema(800チリペソ≒160円)

c0351060_13263715.jpg
c0351060_13294084.jpg
名前の通りとってもクリーミー。
やや生クリームの味が強めのアイスでした。





そんなアイスを食べていると、
たまたま同じ店で買い物をしていた方々に声を掛けられた。





暫し立ち話をしていると、
"今夜これからパーティーをする"とのことで、


お家に招待してくれました。




…と言っても、

パーティーは夜かららしく、


彼らの家からキャンプ場までそれなりに距離もあり、

夜に一人で知らない道を歩くのは避けたいので、



パーティー前のお茶の時間だけ参加させてもらうことに。

c0351060_13390787.jpg

声をかけてくれたキコをはじめ、
仲間の方々から島の暮らし週休4日でも生活が成り立つらしい)や、
日本についていろいろ話していると、



あっという間に夕暮れ時に。




パーティー前に

一旦家に帰るというホルヘに案内してもらい、

サンセットの絶景ポイント、Tahaiへお出かけ。




そこで見えたのは、


夕日赤くに染められた空に浮かび上がる

印象的なモアイのシルエット


c0351060_14083979.jpg


日が沈み、

辺りが暗くなるまで


その美しさに見とれながら、しっかりその景色を目に焼き付けて来ました。




キコの家に戻ると、
奥様方がパーティーの準備をようやく開始したところ。



このまま残ってパーティーに参加したい気持ちを抑えつつ、

楽しい時間を過ごさせてくれた
みんなに別れを告げ、

キャンプ場への帰路に。




キャンプ場に戻って空を見上げてみれば、



幾千の星が瞬き、

天の川も見えるほどの素敵な星空!

c0351060_14212674.jpg
(…ウユニやアタカマで見た星に比べると、物足りなく感じてしまう自分がちょっぴり悲しい)






この日は、


そんな

美しい星空も見えるイースター島で、


たくさんのモアイ、

そして素敵な人々と出会うことができ、


島をまるまる満喫した一日となりました。


[PR]

by ice_oga | 2015-04-25 23:11 | アイスクリーム?中南米? | Comments(0) |