ウユニ→チリのアタカマへ1泊2日の乗り合い旅
ボリビアのウユニで
憧れの鏡張りの景色を十分堪能し、
次に目指すは
チリのサンペドロ デ アタカマ!
ウユニからアタカマまでは
一泊2日のツアーを利用して移動。
一緒にツアーに参加したのは、
世界一周中の直香さん&誠さん、
ウユニの街で出会ったこの7人で
ドライバー付きの車をチャーターし、ツアーを催行してもらいました。
【1日目】
ツアー会社に昨日代金を支払いに来た際に言われたとおり
出発予定時刻の9時半前に
参加者は全員集合するも、
ここのツアー会社側はボリビアンタイム。
ボリビアでは
何事も30分~1時間程度遅れるのは当たり前 ;
しかも、
ようやく集合場所であったツアー会社の前から
出発したかと思いきや
私達が車に乗っているのにも関わらず、
ドライバーさんは自分の家に立ち寄って
しばらく家の中から戻ってこないという自由奔放さ。
結局、
私たちがウユニの街を出たのは
10時半も過ぎた頃。
ようやく軌道に乗って車が走り出すと、
車窓から
近年健康食品としても注目されている
赤や黄色のキヌア(辛いらしいが、
岩山や
道なき道を走り抜けたり。
道の途中、
ランチでお腹を満たした後も
更に先へと進んで行き、
岩がいっぱい積み重ねられた場所に停まって
岩を積み上げてみたり、
(手前の高い岩山も、どこかの観光客が積み上げたそうです)
水面に逆さに映る双子の山や、
アンバランスな形がユニークな
木の岩に遭遇。
国立公園入口近くの
真っ赤な湖(Colorada lagoon)では、
※白っぽい点は、全てフラミンゴ
昼間はいいお天気だったものの、
こうした見どころを見ながら進むうちに
徐々に雲行きが怪しくなり、
とにかく寒い!!
※標高も高く寒暖差が激しいので、防寒着も持参した方が無難です
寒さに加え、
雨も降り出した頃に到着した今夜の宿。
(食事、宿泊代はツアー代に含まれていますが、ホットシャワー利用代は別料金)
同じようにアタカマへと向かう
他のツアー客と一緒に
食事スペースで晩ゴハンを食べ、ワインを飲み、
夜まで大富豪(トランプ)♪
消灯時間が過ぎても
ベッドライトの灯りで
夜の11時まで熱戦が繰
大富豪を終え外に出てみると、
すっかり雨は上がり
空には満天の星。
あらゆる星が瞬いてる。
このわずか数日間で
一生分の星を見たんじゃないかっていうくらい、
翌朝は、
早朝4時半に朝食のを食べ、
5時に出発し
朝日を見にいく予定。
頑張って早起きして
眠い目をこすりながら食堂に行くも、
とうとう耐えかねて
みんなでキッチンに押し掛けて
いろいろ自分たちで食事スペースに運んで、
今頃になって
ようやく起きてきたドライバーを急かし、
出発予定時刻を大幅に遅れ、宿を出発。
更に山の上を目指して車は走る。
山頂に近づいてきた事を示すかのように
気付けば辺り一面は雪で真っ白。
徐々に外が明るくなり、
朝日が間もなく顔を出そうとしてる!
「ラピド!ラピド!(早く!早く!)」
と、ドライバーを急かし、
太陽が顔を出す瞬間には
何とかギリギリ間に合ったもよう。
私たちが車から降り立ったのは、
勢いよく湯気?が立ちこめている間欠泉のある場所。
山の向こうに、
寒い中、
空気が澄んだ山の上で見る朝日は
荘厳な雰囲気たっぷり。
美しい朝日を堪能し、
再び車に乗り込んで山を下っていくと
目の前に広がっているのは、
雲海!
車ごと、
雲海の中に突入。
そのまま
雲(霧のかかった真っ白な状態)の中を走り抜ける。
雲の中を車で走ってるなんて…
不思議な感覚。
雲海を抜けて暫くすると、
現れたのは温泉(Aguas Termales)!
肌を出すには寒いし、
足だけ温泉に浸かろうかと思いつつも、
せっかくの機会なので入っちゃうことに。
極寒の中、
急いで水着に着替え、
標高4000mの山の中にある露天風呂で
久々の入浴!
(入浴料3ボリビアーノ、更衣室を使う場合は+
旅を始めてからは
シャワーのみの生活。
久々にお湯に浸かる感覚は、
まさに極楽♪
この露天風呂の床は砂。
外気の冷たさとは裏腹に
思ったよりも温泉のお湯も温かく、ちょうどよい温度。
お風呂を上がると、
そこは変わらず極寒の地。
寒々しい中、服に
どうやら温泉の効果は抜群らしく、
案外身体はぽかぽか。
温泉入って良かったー♪
温泉の後は、
緑色の湖(Laguna Verde)や野生のフラミンゴをみる予定が、
辺り一面霧で覆われてしまい
それらしき場所に着いても、何も見えず。。。
その為、
ここら辺の見どころには立ち寄らずに車は走り続け、
午前9時頃にはボリビアの国境に到着。
すると、
一旦車の外に出て戻ってきたドライバーから
衝撃的な一言が発せられた。
"ウユニへ戻る"
え!?
これから私たちはチリのアタカマの街に抜けるのでは??
どうやら、
雪で運休してるらしい
ボリビアの国境からチリの国境までは距離があり、
私たちが
ここからチリ側に進むことは不可能。
ドライバー曰く、
ウユニに戻る以外の手段はないらしい。
少し経つと、
同様にこの国境で足止めをくらっていた
車の一部がボリビア側へと引き返し始めた。
決断を迫られる中、
徐々に空も晴れてきたので、
時間潰しに、
みんなで国境で大富豪したり、
近くの山の麓で
大の字で寝転んだり、
…なんて
暇つぶししながら過ごしつつ
一時間が経った頃、
チリ側から車がやって来た!
そして、
バスも続々やって来た!!
無事、
今日中にチリへ行けそう。
ボリビアの出国スタンプを
既にウユニで押してきた私達は、
ツアーのドライバーとはボリビアの国境で別れ、
チリからやって来たバスで
山を下ること約40分、
チリの国境に到着!!
持ち込み検査が厳しいと噂うチリですが、
軽く荷物検査を経て、
5ヶ国目、チリに入国!!
(…って安心してのんびり国境のトイレに寄ってたら、バスに置いていかれそうになりました;)
チリ国境を通過して
ほんの少し走ったところで、
私たちはボリビア→チリへの国境を走り抜けてきたバスを降ろされる。
みんなで今夜の宿探しつつ、
(チリの物価は近年上がっているらしく、
ひとまず
サンペドロ デ アタカマのバスターミナルに行き、
次の目的地へ向かうバスを調べる。
ウユニから一緒にやって来たメンバー内の二人は、
10分後にこのターミナルから出発する
サンティアゴ行きのバスに乗るため、
ここでお別れ。
天気にはそこまで恵まれなかったものの、
メンバーもみんないい方たちで、
内容も盛りだくさんの
とっても楽しい
1泊2日の乗り合い旅でした。
そうこうしている内に、
バスターミナルからすぐ上に見えるところに位置する
今夜の宿も無事確保。
※あいにく名前をメモしそびれてしまいましたが、バスターミナルから上を見上げたところにある宿です。6,
宿に荷物を置いて、
残りのメンバーみんなで
サンペドロ デ アタカマの街散策へ出発!
by ice_oga | 2015-03-22 11:28 | 交通・移動 | Comments(4) |
ウユニアタカマ素敵ですね!!!
1つ質問ですが
アタカマには何時ごろ到着しますか
国境で待ちぼうけをくらいつつも、朝の出発が早いので、お昼前にはアタカマに着きました。何もなければ10:30頃には着くかと^ ^
2017年2月にウユニからアタカマへ抜けようと考えていて、今予定を組んでいる所でした。
前後の記事もたくさん読ませて頂き参考にさせて頂きます!!
イミグレでの時間が心配なようであれば、ウユニの街にあるMigracion(イミグレ)で先に出国スタンプをもらっておくのがオススメです(私たちのときは、その手続きに15ボリビアーノかかりました)。
確かに、私たちがボリビアの国境からチリの国境へのバスに乗るとき、イミグレには長蛇の列が出来ていたので…。
ウユニ➡アタカマは忘れられないほどキレイな星空や景色がいっぱいなので、ぜひ楽しんできてください(^^)