憧れの場所、ウユニ塩湖
この場所の存在を知ったのは、
テレビで見た、
まるで空の中にいるような幻想的な景色
(
それがどこの国の
何という場所であるかは覚えていなかったけれど
「絶対にいつか行ってみたい!」
ずっと忘れられなかった場所。
今ではすっかり「絶景」
その名前をよく聞くようになった、
旅の出発前に、
ウユニ塩湖のイラスト入
この旅の最大の目的地。
上の写真やイラストのように、
まるで空の中にいるような
空が地面に「鏡張り」
いつでも見れるものではなく、
雨が降って塩湖に水が溜まり、
空が晴れ、且つ、
この世界旅を
わざわざ日本から遠い南米から始めた一番の理由は、
その景色が見れる可能性が高い、
ウユニの雨季(12~3月頃)にボリビアにたどり着けるようにする為。
そして、2015/3/20は新月。
新月の時期は月が見えない時間帯があり、
夜には地面に星が映りこみ、
星空の鏡張りも見てみたく、
以前ウユニに行かれた方から、
ウユニの街から塩湖に行く為には(
日本人が集まる宿に泊まりたい。
※鏡張りの景色を見たがるのは日本人くらいとの噂もあり、
日本人ならではの旅の情報もそろそろ欲しかったので。
数あるウユニのツアー会社の中で、
日本人に人気のツアー会社(
Avenida(
ちなみに、
ウユニ塩湖を訪れるのには、
この3つのツアー形態が一般的でした。
・【1dayツアー】
10~11時頃にウユニの街を出発し、列車の墓、コルチャニ村、
・【サンセットツアー】
15~16時頃にウユニの街を出発し、塩湖の青空→夕日→夜空を楽しむ
・【サンライズツアー】
深夜2~4時頃にウユニの街を出発し、塩湖の夜空→朝日→
※基本的にはツアー会社で
ドライバー兼ガイドさん付きの車をチャーターして
上記のようなツアーを行ってもらいます。
その為、参加希望者が一定人数以上集まらないと
ツアー料金が割高に。
初日はウユニ塩湖行きのツアーについての
情報収集のみを行おうかと思っていたところ、
たまたま呼び込みにあった「Oasisツアー」
1時間後に出発する「1day+サンセットツアー(
“今日は天気もいいし、
少しでも早くあの景色が見たい!!“
そんな気持ちで8人乗りのバンに乗りこみ、
早速ウユニ塩湖ツアーに出発!
私が参加したツアーのメンバーは、
ボリビア人×1、アルゼンチン人×3人、
その為、車内はスペイン語が飛び交い
ちんぷんかんぷん。
そんな私に、
参加者の方々が代わる代わる
英語をおりまぜて説明してくれました。
みんな優しい!
まずやってきたのは「列車の墓」。
線路の上を歩いたり、
いくつも残る廃車の上に登ってみたり♪
これらの列車は以前、
チリまで銀などを運んでいたそうですが、
現在のボリビアでは、
昨日一部区間を乗ってきた「ビジャソン~オルーロ」
次は「コルチャニ村」。
コルチャニ村にはお土産屋さんや、
小さな塩の博物館(塩で作った像が何点か展示)
コルチャニ村から次の目的地に向かう途中、
バンの車窓から
徐々に塩湖が近づいてくるのが見えてくると、
夢にまで見た景色にもうすぐ出会えるという想いで、
どうか、
憧れの鏡張りの景色が見れますように。。。
そんな気持ちを胸に
続いてたどり着いたのは、
「塩の目」と呼ばれる場所。
ここでは、
ぶくぶく地面から水が涌き出ています。
手で触れてみると、
こうして近郊の見どころを巡り、
塩で作られたホテル「プラヤブランカ」でランチ。
ランチのメニューは、
チキン、野菜、ご飯、バナナでした。
このプラヤブランカ付近に広がるのは、
真っ白な世界(塩)。
雨季の鏡張りよりも、
ウユニにやって来る人の方が多
この白い景色の中では、
プリングルス缶を持って
白い地面の上でがさごさしていると、
昨日列車で会ったチリ人達に再会。
“面白そうだから一緒に写真を撮ろう!“
と、
いきなり肩車され…
プリングルス缶に乗ってみたり。
巨大なチップスにかぶりついてみたり。
こんな感じに
トリック写真が撮れました♪
その後は、
更に真っ白な世界へと移動し、
ドライバーさん指導のもと、
※小道具はドライバーさん持参
ルイージの手の上に乗ってみたり♪
※撮影の裏側:こんな感じで地面ギリギリのところで撮影してます
乾期にならないと見れないと思っていた
真っ白な世界を満喫できてラッキー♪
でも、
一番見たかったのは鏡張りの景色。
見渡す限りの真っ白なこの景色の中に、
塩の目あたりの水溜まりには
ところどころ空も映りこんでいたけれ
鏡張りとは到底呼べない程度。
やはり、
雨季の終わりに近い3月では、
ウユニに来るのが遅すぎたかな。。。
面白い写真を撮れただけでもウユニ塩湖のよい思い出になる
…と、
納得しようとしていた瞬間、
ドライバーさんが長靴を取り出した。
ひょっとして、
諦めるのはまだ早い!?
トリック写真の撮影を楽しんだ
真っ白な景色が広がる場所から
更に車を走らせること10分強。
わー!!
目の前に広がった
あいにく風が吹いてしまい
夕暮れ時には
ドライバーさんからこんなお土産も♪
想像以上に美しかった鏡張りの世界。
今日は永年の夢がひとつ叶った、
by ice_oga | 2015-03-17 21:56 | 街散策 | Comments(0) |