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ジェラシュ遺跡を歩いて、古代都市にタイムスリップ

アンマンの北にある、
ジェラシュというローマ遺跡。


ヨルダンの遺跡といえば、

なんと言っても先日訪れたペトラ遺跡が有名ですが、


ジェラシュの遺跡も見応え十分!

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アンマンの宿→ジェラシュへは、

タクシーで10分弱のところにある
北バスターミナルへ行き、

そこからバスに乗って
1時間程度。
(タクシー代:コウダホテル→北ターミナル 1.75ディナール※メーター制。
バス代:アンマン北ターミナル→ジェラシュ 0.95ディナール)


ちなみに、
今日は金曜日なのでバスの本数は少なめ。


今更ですが、
イスラム圏の休日は、金曜日。
※国によって「木・金」または「金・土」が休みになるそう。


その分、皆さん日曜日は普通に働いてます。


日本をはじめ、多くの国々が土日が休日なので、
金曜日が休日というのは、なかなか不思議な感覚。


イスラム圏をご旅行予定の方、
銀行や大使館等の開館日時(行ってみたら休みだった!なんて事がないよう)にご注意ください。



そんな中、
北バスターミナルに到着すると、

程なくしてバス(小さめ)がやって来たので、
さっそく乗車。
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無事、一時間弱でジェラシュに到着。


バスを降りた場所から
正面に見える遺跡に向かって歩き、

少し左へ進んだ先の入口から敷地内に入り、


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入口に「Entrance」と書かれた
お土産屋さんの入っている建物内を通り抜けた先に、
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チケット売り場がありました(入場料:8ディナール)。



チケット売場を探している間に仲良くなった、
同じアンマンからのバスに乗っていたシンガポール人のご夫婦と

一緒に遺跡を観てまわることに。

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ちょくちょく旅行をされている
アクティブなご夫婦で、
今回はお二人で中東とヨーロッパを3ヶ月間旅されているそう。


チケット売り場を過ぎて最初に見えてくるのは、
バス降り場からもその姿が見えた
ハドリアヌス帝の凱旋門」。
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この凱旋門をくぐった先の
左手に続く壁を抜けると、
(観光客向けの)馬も居る、広場。

ここはかつての「競馬・戦車競技場」。
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凱旋門から真っ直ぐに続く道を進んで行き、
ビジターセンターの先にある「南門」を通り抜けると、

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目の前に次々現れる
古代都市の名残!
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まずは、
「フォルム」と呼ばれる円形広場が出現。

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先へ進んで行くと、

その時代、
お店のあった場所や、
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迫力満点の柱が続く通り「列柱通り」があったり。
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そんな柱の合間には、
「大聖堂」や「ニンファエウム」といった見どころも。

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遺跡の北端にある
「北門」の見える場所まで行き、
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折り返して、
今度は「ローマ劇場」方面へ。
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劇場の座席から遺跡を見渡してみると、
バックに広がるヨルダンの家々の形もあってか

遺跡がミニチュアみたいに見える!


せっかくなので、
カメラのミニチュアモードで写真を撮って遊んでみたり♪
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なんだか遺跡が可愛らしく見える!
今後、遺跡をミニチュアモードで撮影する事にハマってしまいそう笑。




その後、
「神殿」や、今尚 床に描かれた絵が残る「教会跡」を見ながら南門付近まで戻り、

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「ゼウス神殿」へ行ってみると、
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この場所は、遺跡全体を見渡せる絶景ポイント!
※この記事の一番最初の写真は、
このポイントで撮影したものです。


割りとキレイに形が残っている遺跡なので、

ここから遺跡を眺めていると、

”2000年も昔、
ここにはこんな風に都市があったんだ”


そんな風に街の様子を想像してしまい、
ジェラシュ遺跡は
思わず古代へタイムスリップしたような気分になってしまう場所でした。



金曜日は、
ジェラシュからアンマンまでの帰りのバスが金曜日は極端に少ないらしく、

帰路は
お二人とタクシーをシェアしてアンマンまでやって来ました(6.5ディナール)。



宿に戻り、荷物をまとめ、
同じ便でイランへ向かうエリコさんと一緒にクィーンアリア国際空港へ。

バスで空港へ向かう予定でしたが、
客引きにあったタクシーの運転手さんが
値段交渉に思ったよりも応じてくれたので、タクシーで向かいました(13ディナール)。


1時間弱で空港に到着。
思ったよりもきれいなアンマンの空港。

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いよいよヨルダンともお別れ。


次の目的地は、イラン

でもその前に、
トランジットでちょっとだけ、ギリシャを覗きに行ってきます!!

# by ice_oga | 2015-10-09 23:45 | 街散策 | Comments(0) |

アンマンの街を再散策♪(ピスタチオ、キウイ)

再び、戻ってきたアンマン

一緒にイスラエルを旅した3人は、
これからヨルダンを南下する為、今朝早くにここでお別れ。



次の目的地、イランへは
明日の深夜(明後日の早朝)の飛行機で移動予定。


それまで、
アンマンの街を再散策


まずは、
先日夜に訪れたローマ劇場へ。

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2世紀に建てられた、6000人収容可能な大きな劇場。

中へ入って見学もできますが、
今回は外観のみ見学し、劇場周辺をプラプラ。

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すると、
こんな
日本とヨルダンの親交を表すプレートや、
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ストライプ柄が印象的なモスクに遭遇。
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そして、
道路の反対側に
アイスを売ってるお菓子屋さんを発見!


サハル・アフドル(グリーン・フロアという意味らしい)というお店で、
早速アイスを購入。


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・ピスタチオ味
・キウイ味
(1.4ディナール≒240円)
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このアイス、スッゴクのびる!
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キウイ味に至っては
シャリっとしてた食感である上に、のびる!


ピスタチオのアイスは一般的に薄い黄緑色ですが、
ここのはミルクベースの白いアイスに刻んだピスタチオが入ってるタイプ。

粘り気がある為か、とっても満足感を与えてくれるアイスでした。



そんなアイスを食べた後は、

ニンファエウムという聖なる噴水の遺跡を
ちらっと覗き(あいにく改装中。。。)、

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アル・フセイニ・モスクの前から出ているバスに乗って15分程のところにある

ワヒダットキャンプへ(バス:0.35ディナール)。


名前からもわかるように
ここは元々は中東戦争の際に逃れてきた
パレスチナの方々の難民キャンプ。

現在は、
キャンプというより
問屋街のような雰囲気。
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衣服、日用品、食料などいろいろ揃う場所。


たくさんのお店がひしめく中を歩いていると、
美味しそうな匂いが漂ってきた。

その正体は、
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スイートコーンに
チーズとチリとレモン汁をかけた
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コチラ。
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匂いの誘惑に負けて購入した
コーンを片手に、キャンプ内を散策。
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大概の方は
”ウェルカム”と、歓迎してくれたけれど、

一方で
“さっさと出てけ”と言われたり、
野次を飛ばされたりも。


やはり、
本来は難民キャンプなので、
あまり観光客感は出さない方がいい場所かもしれません。


一旦宿に戻り、

今度は写真を見て気になっていた
アブー・ダルウィッシュ・モスクへ。


モスクは丘の上にあるので、
タクシーを利用(行きは2ディナール、帰り1ディナールでした)。

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一見、
ウルトラマンに出てくる怪獣、ダダのような
白と黒のストライプ柄が特徴的なモスク。

内部には入れないので、周りをぐるりとして再びタクシーに。


丘を下る途中、
夕暮れ時のアンマンの街を一望
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その後は、何かヨルダン土産でも買おうと
宿の近所をブラブラしていると、

香水屋さんで
お土産にピッタリな可愛い香水瓶を発見♪

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尚、ダウンタウンにあるお土産屋さんでは、
女性に喜ばれそうな、
死海の塩グッズや泥パック等もよく見かけました。



お土産探しも終えて、宿に戻ると、

先日もご紹介した名物スタッフのロアイさんが、
夕食を作ってくれました。

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ゴロゴロ野菜のトマトパスタ。

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超大盛!!満腹になるまで、美味しくいただきました。



ちょうどこの日、
同じ便でイランに向かうというエリコさんに
宿で出会い、


出会った記念に、
ロアイさん直伝の今流行り(?)の

サムソン撮りで記念撮影。
※スマホの画面をみんなで覗いている風の構図。サムソンのCMが基となっているらしい。
アンマンの街を再散策♪(ピスタチオ、キウイ)_c0351060_07330756.jpg

イランへは、
そんな彼女と一緒に向かうことにしました。

イランへの入国にはビザが必要なのですが…
いろいろとビザ取得について情報が交錯していて不安だったので、
心強い。

ヨルダン最終日の明日は、
アンマンから日帰りで行けるジェラシュという遺跡に行ってきます。

# by ice_oga | 2015-10-08 23:31 | アイスクリーム | Comments(0) |

エルサレムの名物お爺さんの宿

死海からエルサレムの街に戻ってくると、

風が冷たい。

10月ともなると、昼間は暖かくとも
夜になるとだいぶ冷え込んできます。

そんな今夜はエルサレムで気になっていた宿、
イブラヒム ピースハウスへ。


旧市街から
宿のあるオリーブ山へは
バスで行こうと思っていたところ、

すでにバスは終わってしまった時間だったので、

タクシーで宿まで行くことに。


ところが、
乗り込んだタクシーは駐車違反の切符を切られてしまい、
近くにいた別のタクシーに乗るように促される。


すると、
何やら騒がしいデモ隊が近づいて来た。

デモ隊が通り過ぎてすぐ、

バン!バンッ!!


その方向から銃声が聞こえ、
そちらの方面から人がワッと逃げてきた。


タクシーの運転手さん曰く、
近頃ユダヤ人の若者とアラブ人の対立が起きているらしい。

ひとまず、
あまりこの場にいるのはよろしくない雰囲気なので、
急いで宿のあるオリーブ山へ。


無事宿に空きもあり、
今夜はここにお世話になることに。


宿の中に入ると、
スペインのバルセロナの宿でお会いした方々と
偶然の再会!


やはりココは有名な宿らしい。

その理由は、
この宿のオーナーのイブラヒム爺さん
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お爺さんの人柄
+ここではお爺さんが
美味しい手料理を振る舞ってくれるんです。

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さっそく、
名物のおじいさん手作り料理をたらふくいただきました。
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宿泊料金も寄付制なので、
自分の意思で決められます(相場は75シュケル)。

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平和活動家のお爺さん。

彼の活動が認められ、
世界中のいろんな国から招かれてはパスポートを持たずとも、
世界中を訪れてるそう。

また明後日から3週間程、アメリカへ行くらしい。



宿のお世話をしてる、
笑い上戸のピーターさんもとっても優しく(あだ名はスマイルorオバマ)、
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居心地のよい宿でした。


そんな宿で一夜を明かした後、
今日再びヨルダンへ戻ります。

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オリーブ山から坂を降り、
ライオンズゲートから入り、旧市街を通り抜け
バス乗り場へ。
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荷物を持ちながら歩いて
宿から一時間弱で到着。
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ダマスカス門を出て右に行ったところにある

こちらの建物付近
(中庭風になっているところへ入っていきます)にある
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Al Nijmeh Taxi Companyという会社の
バス(タクシー?)で、
アレンビー橋へ(47シュケル※荷物5込み)。
※イスラエル側では、
キングフセイン橋をアレンビー橋と呼びます

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偶然、乗り場の近くのお店の前で、
電話をしているイブラヒム爺さんに再会。

“God bless you”と私達を見送ってくれました。



あっという間に過ぎ去った
イスラエルでの日々。

いざ車が走り出し、窓の外を見ると、
ついさっき通ったダマスカス門が閉鎖されてる。


運がいいのか悪いのか、
イスラエル滞在中は、
少しタイミングでズレていたら結構危なかったのではないかと思う瞬間が多々。

初日の事件や、昨日の銃声、
宿で出会った人の話によると昨日私達が遠出していた間、
エルサレムの旧市街付近でも戦車が走りまわってたらしい。

何気なく過ごしているすぐそばで、
そんなことが日常茶飯事で起きている。

街中を歩いている限りでは
こんなに平和そうなのに、

ふとした瞬間にまるでスイッチが入ったかのように危険と隣り合わせの街になる。


まだまだ私は
平和ボケをしているのかな


と、改めて感じざるを得ない。


そんな風に考えながら、
イスラエルというある種 特殊な国を後に。



旧市街を11時頃に出発し、
11:50頃、バスの中でパスポートチェック。


イスラエルのイミグレーションに着いたら、
建物内に入って正面にある、外国人向けの窓口へ。

ピンクの出国許可の紙と、
近くの両替所で出国税181シュケルを支払って
支払い証明書をもらい
(御釣りはヨルダンディナールでも受け取り可、シュケル→ヨルダンディナールへの両替も同じ窓口で可)、

売店が奥に見える最後の窓口へ向かう。



入国時と違い人も少なく
割りとさらりと
出国手続き完了(正味5分程度)。

その後、40分程度待って、ヨルダンの国境行きのバスが出発(8.5ディナール ※バス7ディナール+荷物代1.5ディナール)。
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少しして、
パスポートチェック(バスに乗り込んできた係りの人にパスポートを渡す)。

この時預けたパスポートは
ヨルダンの入国審査の事務所で返してもらえます。

ヨルダン再入国時も
念の為、
ノースタンプ プリーズ”と
お願いするのを忘れずに。


こうして再び、
アンマンのコウダホテルへ。


先日滞在していた時に、
すっかりハマってしまった

モチモチ生地のヨルダン風ケバブ、
シャワルマを近所のAL BASHAというお店で
さっそく堪能。
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※AL BASHAの詳細については、
「旅いさら」の方に書かせていただきました。


これから暫しの間、
再びヨルダンを楽しみます。

# by ice_oga | 2015-10-07 20:42 | 未分類 | Comments(0) |

死海に浮かんで○○がしたい!(Ice Passion fruit、ソフトクリーム バニラ味)

昨日入れなかった岩のドームと、
夜と違って多くの人で賑わう聖墳墓教会
朝からサクッと見学し、


今日は死海へ行ってみることに。


まずは、トラムに乗ってバスターミナルへ。

ヤッフォ門の最寄りのトラムの駅(City hall)の前の
cofixというお店で、
トラムを待つ間、フローズンドリンクで一息♪

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Ice Passionfruit(5シュケル≒150円)

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パッションフルーツの程よい酸味でサッパリした味わい。
そして、ミックスされた
パッションフルーツのポリポリの種の食感が楽しいフローズンドリンクでした。

バスターミナルまでは、トラムで6.9シュケル。
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やって来たトラムに乗り込み、
ショッピングセンター内にあるバスターミナルへ。
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ここの3Fに
チケット売り場とバス乗り場があります。
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死海に向かう前に、
世界遺産にも登録されているマサダへも
立ち寄ることに(エルサレム→マサダ 44シュケル)。

当初10:30発ののバスに乗ろうとバスを待っていたところ、
乗り場にやって来たスタッフの方に
10:00発のバスでもマサダに停まると言われ、

言われるがままそのバスに乗り、


11:30にマサダに到着。

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ここマサダは
第一次ユダヤ戦争の際、ユダヤ人が2年に渡りとどまっていたという要塞。

片道のみロープウェイを利用し、
岩山の上にある要塞跡へ(57シュケル)。
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遺跡も広く、
かつての水道設備を説明する(実際に水を流して、流れを見れる)模型もあったりと
見応えも十分ですが、
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なんと言っても
ここから見る景色が、大迫力
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見渡す限り広がる土色の土地。
そして、その先に広がる死海。


くまなく見学したいところですが、

あまりの暑さに、
ここは早めにきりあげることに。


岩山からの下りは、
Snake Pathという蛇のようにくねくねした道を
20分強かけて歩いて降りてきました。
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続いては、
再びバスに乗って、死海を楽しめる
エンボケ ビーチへ(マサダ→エンボケ ビーチ 16.8シュケル)。
※本当は、エンゲット ビーチという場所で
死海を楽しもうとしていたのですが、
バスの運転手さんに、エンゲット・ビーチは今日は閉まっていると聞き、急遽行き先変更。


そうしてやって来た
エンボケ ビーチ。
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死海と言えば、
よく知られている通り

生き物が住めない程、塩分濃度が濃い

それ故に、
浮力が大きく、体が浮く。


泳げない人にとっても、ありがたい海。
※一般的な海は塩分濃度が3%前後ですが、
死海は約30%となんと10倍!



本当に浮かぶのかな??


早速、海の中に入ってみると
水温は温めで、水はほんのりヌメッとしているけれど…

とりわけ、他の海と変わった感じはしない。


何気なく体を水の中に倒していくと…




簡単に体が浮く!


直立立ちでも浮く!!

なんだかとっても面白い感覚♪


みんなでプカプカ。

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そんな死海で、
私にはやってみたかった密かな願望がひとつ。


死海に浮きながら、
アイスを食べたい!


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無事、願望達成!

食べたアイスはこちら。

ビーチの近くにあった
マクドナルドのソフトクリーム
バニラ味 (4.5シュケル≒140円)

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味は日本で食べるマクドナルドのソフトクリームに近く、コーンの形は異なって短め。

マクドナルドの価格帯は日本の2倍以上。
ハンバーガー単品で280円くらい。セットは1000円以上。

…さすが、
物価の高いイスラエル。


ちなみに、このビーチには
簡易更衣室やシャワーもありました。



念願の死海でプカプカ浮かぶのを楽しみ、
エルサレムの街への帰路に(44シュケル)。

※バス停に時刻表が見つからなかったので、
近くのホテルのフロントへ行き、バスの時刻表をいただいてきました。
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あまりバスの本数は多くないので、
死海に入る前に、バスの時間を調べていくことをオススメします。
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バスに揺られ、2時間ほどでエルサレムに到着。


今夜はこれから
エルサレムで評判の、
有名お爺さんの宿へ移動します。

# by ice_oga | 2015-10-06 20:30 | アイスクリーム | Comments(0) |

宗教の混じり合う街、エルサレムを散策

ユダヤ教の嘆きの壁、キリスト教の聖墳墓教会、
イスラム教の岩のドーム。


世界でも名の知れた
3つの宗教の聖地が集まる街、エルサレム。


そんなエルサレムの宿で同室だった方に誘われて、
新市街にあるユダヤ教の教会こと、シナゴークへ。

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ユダヤ教の施設はこれまでにも幾つか目にしてきたけれど、
中に入るのは、これが初めてかもしれない。


シナゴークの中に入ると、

壁に隔てられて男女別々の部屋へ案内された。


壁の向こうの男性側からは、

祈りをささげながら歌い、踊っている足音が聞こえてきて
何やら大盛り上がり


一方女性側は、
椅子に座って、時折男性側の声に合わせ祈ったりしている人はいるものの、

大半は、
ひたすら男性側から聞こえてくる祈りの声や歌を聞いてるのみ。



そんな時間がしばらく続いた後、

徐々に女性側も盛り上がりはじめ、

みんな音楽に合わせて歌いながら
踊り(というよりは、ピョンピョンとジャンプ)始める。


そんな光景を、
後ろの方の席から見つめる
ハナさんと私。



何が行われているか
(音だけ聞こえてくるので余計に)気になっていた
男性側の様子を見に行って見ると…


ノゾミくんとツバサくんが、
すっかり信者の方々の中に溶け込んで、
肩に担がれたりしながら楽しそうに踊ってる!


歌い踊りながら祈りを捧げる様子は、

数年前にインドを訪れた際、
ヴィシュナワードという街のイスコン寺で
信者の方々が楽しそうに歌い踊りながら祈りを捧げていた時のこと
なんだか思い出させてくれました。


宗教は違えど、
通ずるものがあるのかな。


そんな祈りの傍ら、
みんなで軽食タイム。


チキンや、パン等の配給をいただきました。
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そんな初めてのユダヤ教の祈りの場に
案内してくれた彼にお礼を言い、シナゴークを後に。
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今日はイスラエルの祝日らしく、

お店も開いておらず、
静まり返っている新市街。
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アンマンに引き続き
こんな傘の飾られた通りを抜け、
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続いては
宿の近くにあるダビデの塔へ。
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アート作品の展示があったり、
博物館にもなっている ここダビデの塔からは、

エルサレムの旧市街を眺めることができます。

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ここダビデの塔では、
夜にThe Night Spectacularと呼ばれる3Dマッピングショーが行われており、

今回、
昼間の入場券+夜の3Dマッピングのショー(時間指定)とのセット券(70シュケル)を購入。



夜のショーまでの時間の合間に、

レオナルド・ダ・ヴィンチの描いたことでも有名な(ダ・ヴィンチの絵は、イタリアのミラノにあります)
キリストが処刑される前に最後の晩餐を行ったと言われる場所へ。

ダビデ王の銅像を通り過ぎた先の建物の
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二階に位置するその場所は、

意外にもイスラム風の内装の建物で、木の彫刻があったり、

ダ・ヴィンチの最後の晩餐の絵の背景とは
雰囲気が異なっていました。

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そして、
その最後の晩餐の建物からすぐ近い場所には、

ダビデ王の墓もありました。
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こちらも見学は男女別。
神聖な場所なので、
参拝時、男性はキッパーと呼ばれる帽子必須!(その場で白い三角形のキッパーを借りれます)。
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棺のそばで、経典らしき本を机で読んでいる方が居て、

(女性側は)お墓と気づかなければ、
一見図書館の中の自習室のような雰囲気が漂う場所でした。



続いては、
エルサレムに来たら外せない場所、

午前中に出会ったユダヤ教徒の方々にとっての聖地、嘆きの壁へ。

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かつて建っていた
ユダヤ教の神殿の外壁の名残である嘆きの壁。

夜露が壁に生える草を伝って落ちてくる姿が、
涙を流すユダヤ人の姿を映しているように例えられ、嘆きの壁と呼ばれるようになったそう
(※壁の名の由来については、諸説あるそうです)


この嘆きの壁も男女別に分かれています。
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壁の前で座ってのんびり経典を読む人、
昼間のシナゴーク同様に歌い踊りながら祈りを捧げる人、

壁に口づけし、涙を流しながら祈りを捧げる人。


壁にはたくさんの鳥たちも住みついており、
鳥の囀りが聞こえてくる。


そんな壁に触れてみると、
昼間の太陽の名残なのか、ほんのり温か。




この嘆きの壁の隣には、
かつてユダヤ教の神殿が建っていたとされ、
現在はイスラム教の岩のドーム建っている、神殿の丘があるのですが、

この日は既に閉館時間を過ぎてしまっていて入れず、
翌朝行ってきました。
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岩のドームの敷地内に入るには、
男性はハーフパンツもNGで長ズボン着用必須(その場で足を隠す布も貸し出してますが、25シュケルと高額!)。
女性も首まわりが見えるとNGらしく、首まで隠れるものまたはスカーフを巻いて入場。

黄金色に輝く屋根と
壁一面のモザイクが美しいモスク。

残念ながら、異教徒はモスクの中には入場できず。



嘆きの壁を訪れた後は、
有罪判決を受けたキリストが、
刑に処されたゴルゴダの丘まで歩いたとされる道

ヴィア・ドロローサを通って
(各所に物語に合わせて番号が振ってあるので、順に道を追っていくのが良いかと)、

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そのゴルゴダの丘があったとされる場所に建てられた
聖墳墓教会へ。
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キリストが
磔の刑に処されたとされる場所。
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そこには、
ベツレヘムのキリストの生誕場所と同じように穴が空いていました。
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そして、同じくこの教会の中にある
キリストの墓(内部は撮影禁止)では、
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涙を流しながら、口づけしながら祈りを捧げる人々、

持参した持ち物をお墓に擦り付けて祈りを捧げる人。



日本で神社などで祈祷してもらうのと同じ感覚なのかな。

そんな風に通じるところを感じる一方で、


先程訪れた嘆きの壁でも、
この教会でも、

信者の方々は、よく建物や壁に対して口づけをしてる。


これは(私の知る限りでは)日本の神社やお寺では目にしたことがない光景なので、
不思議な感じのする行為。
もし日本で、お寺や神社の境内に口づけしている人がいたら、
きっと目がテンになってしまうと思う。

そして、
神様を思って涙を流すという行為も、


神社でお願い事をしたり、仏壇に手をあわせる事はもちろんあるけれど、
(葬儀などで涙を流すのは、あくまで故人を偲んでのことであって)

神様を思って泣く事って、


そこまで宗教色の強くないと思われる日本人としては、
なかなか不思議な感覚。





そんな風に想いながら街中を歩いた後は、

再びダビデの塔に戻り、ショーの見学。
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遺跡の形を生かした3Dマッピング(上映中は撮影禁止)。
30分程のなかなか見応えのあるショーでした。

※夜のショーの時間は、やや肌寒くなるので、
寒さ対策に羽織れるものがあると便利です。


ショーの後は、
道路を挟んだところにある、ショッピングモールへ。

ここには、たくさんのファッションブランドや、
死海の塩を使ったグッズを売ってるお店が入ってました。
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歩いてまわれる狭い範囲に、いくつもの宗教の重要とされる場所が混在する街、エルサレム。

道でスレ違う人々もユダヤ教やイスラム教をはじめ、
その教え通りの格好をしている方々が多い。


エルサレムは、とりわけ旧市街の中を歩いていると、
「宗教」というものが人々に与えている影響力の大きさを
感じざるには得ない街でした。

# by ice_oga | 2015-10-05 22:35 | 街散策 | Comments(0) |