大迫力のユニークな地形!Fiordland National ParkでMilford Soundのクルージング ~NZバスの旅 18日目~
現在地︰Queenstown(南島)
ニュージーランドの南部に位置する
Fiordland National Parkの中でも美しい景勝地として名高い、Milford Sound。
今日はQueenstownから
Milford Soundをはじめ、
40ヶ所ものフィヨルド(氷河の影響などにより形成された、複雑な形の湾や入り江)があるという
Fiordland National Parkへ向かいます。
・AM 8:15
Queenstownを出発する前に
昨日、甘くて美味しいシェイクを購入した
Cookie Barで朝ゴハンがてらコーヒーを購入。
なんと、1ドル!!
毎朝8:00〜9:00の一時間限定で、
ホットのコーヒーメニューが全て1ドルという嬉しいサービスがあると知り、
朝からCookie Barへ駆け込んできました。
お得なコーヒー片手に
バスに乗り込み、
Milford Soundに向けて出発!
南島の基点となるQueenstownまでやって来たことを機に、
今日から
バスのドライバーさんもニューフェイス。
ドライバーさんも変わり、
バス車内の雰囲気も新たに
ニュージーランド南部の旅がスタート。
・10:45
到着したのは
ニュージーランドでよく見かける青い鳥、
Pukekoのモニュメントも佇む
Te Anauという街。
Te Anauにある
Real Journeysのオフィスで
今日この後行う
Milford Soundでのクルージングのチケット(69ドル)を購入。
私はMilford Soundのチケットのみを購入しましたが、
北島、南島に続き“ニュージーランド第三の島”と言われるスチュワート島へ向かう人たちは
ここのオフィスで同時にスチュワート島行きのチケットも購入していました(Milford Soundのクルージングとセットでお得なチケットがあるそう)。
Te Anauに停車中には
クルージングのチケットの購入の他に
食材調達の為にスーパーに寄ったり、
Leke Te Anauの周りを散策したり。
Te Anauを後にしたバスは、
しばらくして
Fiordland National Parkに突入!
窓の外には黄色いハリエニシダ(Gorse)と
ピンクと紫のルピナス(Lupin )という花が満開。
思わず気持ちが高鳴る
カラフルな道をドライブ。
Milford Soundへの道のりで遭遇するのは、
色鮮やかに咲き誇る花たち以外にも、こんなにたくさん。
・Eglinton Valley
まるで
映画“サウンド・オブ・ミュージック”にでも出てきそうな
ドレミの歌でも歌いながら
走りまわりたくなる
広大な原っぱ。
※映画“サウンド・オブ・ミュージック”の舞台、オーストリアを訪れた時の記事はコチラ↓
・Mirror Lakes
透き通った水の美しい湖が
まるで鏡のように周りにそびえる迫力の山々を水面に映し出すMirror Lake。
この景色を楽しめる
5分程度の遊歩道が整備されていました。
・Hommer Tunnel
人の手で掘られ始め、
20年近い月日をかけて完成させたという約1.2kmのトンネル。
このトンネルの辺りには
歩き方が可愛らしいKea(ミヤマオウム)の姿も。
人間が近づいても意外と逃げないこの鳥は
なかなかのいたずら者らしいです。
・Monkey Creek
Hommer Tonnelを抜けて
少し走ったところを流れるMonkey Crek周辺の景色は
特に大迫力!!
思わず圧倒されるほどの
大きな山々に囲まれている場所。
そんな山あいを流れるこの小川の水は
飲めるそう。
さっそく
空のペットボトルに少し汲んで飲んでみたところ、
バスを降りて
クルーズ船の乗り場に向かうと、
目の前に広がったのは
地震や氷河による浸食により削られ、
ユニークな形に変形した山々。
クルーズ船に乗りこみ、
出航!!
わー!!
っと、
その大きさに思わず声を上げてしまう程に
巨大な山々の間を進んで行く船。
デッキに出て
このフィヨルドの迫力の景色を身近に感じたり、
デッキで浴びる強風(この日はなかなかの風でした!)に疲れたら、
船内に戻って無料のコーヒーや紅茶を飲んで一息ついたり。
そんな風に船上で過ごしながらも
私たちを乗せた船は進み、
タスマン海まで出てきたところで
くるっとUターン。
帰り道はより見どころ満点。
岩場でくつろぐ
オットセイたちに近づいたり、
デッキにいると
水しぶきを浴びるほどの勢いで流れ落ちる
高さ146mのStirling Fallsという滝に近づいたり。
周辺の見どころを
より近くで感じながら進み、
一時間半ほどの
Milford Soundのクルージングを楽しんできました。
・17:30
クルージングを終えて
再びにバスに乗り、
次にバスが停車したのはThe Chasmという場所。
ドライバーさんによると
“このトレッキングコースを歩いていくと、
ちょっとした滝みたいなものを見れるよ”
とのこと。
“滝みたいなもの”ってなんだろう??
と、
不思議に思いながらも足を進めていくと、
流れる川の先に
水が勢いよく流れ落ちる音が聞こえ、
立ち入れる橋の
下の方に美しい深い青色で流れる水の姿が!!
何もないような山の中の
流れる川のほとりに造られた小さな宿。
宿の周りには
Hollyford Valleyの開拓の歴史関する小さな博物館や(宿泊者は入場無料)、
Gunn’s Camp。
インフラの整備が難しい場所にあり
限られたエネルギーを利用している為、
電気も22:00頃には完全消灯。
(電子機器の充電も、その前までに!)
宿代の支払いも、
カード社会のニュージーランドにおいて珍しい
現金のみの受付(カード支払いのための機械が無い為)で、
シャワーも薪で沸かすタイプ。
そして、
敷地内の随所に
ギャグ(ニュージーランドジョーク!?)的な要素が散りばめられた
ユニークな場所。
ドライブとクルージングでの迫力満点の景色を
たくさん満喫した後、
今宵はこんな場所で
静かな夜を過ごしました。
by ice_oga | 2017-12-03 23:37 | アイスクリーム〜オセアニア〜 | Comments(0) |