2000年に
シドニーで行われた一大イベントと言えば、
夏季オリンピック。
今回またまた日曜日のお得なお出掛けとして
私がやって来たのは
そんなシドニーオリンピックの名を冠したSydney Olympic Park。
ここにやって来た目的は、
熱戦が繰り広げられたスタジアム等の見学ではなく、コレ。
難波船。
ここシドニーにも
ミステリアスな難波船が残っているという情報を聞きつけ
やって来ました。
フェリーに乗って
Darling Habourから
Sydney Olympic Parkまで行き、
難波船があると思われる方向に
歩いて行ってみることに。
海からさして遠くないところに
建設中のものから、まだ新しそうなマンションがいくつも建ち並び、
物流系企業の建物がちょこちょこあったり…
Sydney Olympic Park周辺は
どことなく豊洲に似た雰囲気の街並み。
この近辺にはいろんな国の人が暮らしているらしく
多国籍過ぎる看板もあるほど(あいにく日本語の表記はありませんでした)。
しばらく歩いていくと、
お待ちかねの難波船が見えてきた!
すっかり緑に覆われ、
まるでひとつの島のようになっているけれど、
まぎれもなくそれは船の残骸。
背景に見える近代的なビルと比較してみると、
この船の周りだけ、
時間の流れが違っているように見えて面白い。
そんな難波船の周りを
もう少し散策してみようと更に歩き進めてみると
先ほど見た難波船の後ろに
難波船がもう1つ、
2つ、
3つ、
4つ、
5つ、
難波船がいっぱい!!
てっきり最初に見た一隻のみだと思っていたものの、
Sydney Olympic Park周辺には難波船がうようよ。
そんなにもこの辺、危ないの!?
それとも、片付けが面倒で放置されたの??
難波船を見るためにShip Wreck Lookoutなるものまで
整備されているこの場所。
難波船を観察する用の
望遠鏡まで設置されています。
難波船の宝庫ともいえるこの場所で
難波船を発見しては、
じっくり観察を繰り返しつつ歩いていると、
展望台らしきものも発見。
どんな景色が見れるのだろうと
ワクワクして登ってみると…
まぁまぁ、街並みが見渡せます
(とりたてて絶景が見えるわけではありませんでした笑)。
そんな展望台周りにたくさん生えている木に
なんだか見覚えが…
そう、ガラパゴス諸島でたくさん見た
マングローブの木。
難波船のたくさんあるエリアから少し歩いて行った先には
マングローブ林もあり、
林の中に整備された遊歩道は
お散歩にピッタリ。
マングローブ林を抜けると
並木道があり、
その先には大きな公園。
晴れた日曜日らしく
バーベキューを楽しむたくさんの人たちの姿がありました。
そんな公園の先には、
オリンピックの名残を感じる
スポーツ選手たちの看板も並んでいたり。
難波船に、マングローブ林に、大きな公園。
ぶらぶら歩いてみるには
なかなか面白いエリアでした。
帰りはバスでシティに戻る予定。
次のバスがやってくるまでの間、
バス停近くのMellow Meというカフェでひと涼み。
・Passion Fruit Smoothe
お洒落にジャーに入って出てきたスムージー。
パッションフルーツの味が強めに出ている
さっぱり、そしてトロピカルな味わいが楽しめる
暑い日にはピッタリの一品でした。
難波船探索が楽しめる、
Sydney Olympic Park。
ひょっとしたら
私は気付かずじまいだった難波船が
まだたくさん隠れていたかもしれません。