旅は備えあれば憂いなし!オーストラリアで救急車で運ばれた話

先日からこのブログに書いている通り、


ロットネスト島で暮らし始めて1ヶ月半が経過しているにも関わらず


未だに達成できていない

サイクリングで島一周挑戦中。

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日帰りで島に遊びにきても

余裕で達成できるはずのサイクリングでの島一周。



この日、島一周のまだ1/4程度に過ぎない

島の南東部に位置するParker Point


事態は急変。





シュノーケリングで

美しい海の中の世界を楽しみ、


陸に上がると…




私の歩いた後に、が滴っている。



どうやら浅瀬を歩いて足を滑らせてしまった時に、


岩場で左足のかかと近くを

ザックリ切ってしまったらしい。




サイクリングやシュノーケリングをするにあたり

擦り傷のひとつやふたつ出来ることもあろうかと持ってきた


マキロン(殺菌消毒成分もあるキズ薬)で傷口を洗い流し、

絆創膏を貼ってみるも…



出血が多すぎて

一瞬で絆創膏ははがれてしまった。




気づけばまわりに

ボタボタと滴っていく真っ赤な血。


とりあえず
持ってきていたタオルで傷口付近を抑えて止血!



全く血が止まらない。。。



ひょっとして

島一周達成とか言ってる場合ではない不味い状況!?




これ以上、

辺りを血まみれにするわけにもいかないので、


ひとまずタオルで傷口を抑え

急いで荷物をまとめ、


薬局のあるThomson Bayへ引き返すことに。




島の北部に位置するThomson Bayまで

ここから約4km




左足が血まみれの状態で


必死に自転車を漕ぎ、
これまで来た道を引き返していく。




更に悪いことには、

出血が止まらない左足に上手く力が入れられない状態で



左足がつった。。。




なぜこんな時に。。。

痛くて動けず、しばしその場で休憩。




ふと周りを見渡してみれば、

目の前にはどこまでも続きそうな一本道


人の気配を微塵も感じない場所で、


時折、天高く空を飛ぶ鳥が通り過ぎていく。


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こんな風に道の真ん中で

身動きが取れない状況(大袈裟!?)に置かれてみると、



遭難して大怪我する人って
相当大変なんだろうなぁ…





と、そんな事をちょっぴり考えながら

足のつりが治まるのを待ち、


痛みが和らいだところで再び自転車を漕ぎはじめ


なんとか

Thomson Bayの薬局に到着。




びしょ濡れで、

ライフジャケットも着たままの状態で、



"大きい絆創膏ください!"


と言いながら入りこんだ薬局。



店員さんにケガの状況をを説明しようと

指を指しながら自分の足元を見てみると…


床にも血がボタボタ。





それを見た店員さん、


"これは治療が必要だ!"と、おもむろに医療機関に電話。







5分後、
デイビットという方がやって来て


止血の為に傷口に巻いていたタオルの上から

包帯を巻いてくれました。





砂とかついたまま巻かれたけれど(菌とか入らないのかな!?)…

とりあえずこれで一安心



そんな矢先、


デイビットから

"アレに乗って"と促された先にあったのは…




救急車。



…。



海外で救急車呼ぶのって

とてつもなくお金がかかったりするんじゃ!


救急車って保険適用されるのかな!?




乗ってよいものなのかどうか

戸惑っていると、


“治療するから、早く乗って”とデイビットに促され、


意を決して救急車へ乗り込む。




日本でも乗ったことがないのに、

まさかのオーストラリアで救急車初体験



救急車の内部は

(日本のものはテレビでしか見たことがないですが;)


各設備や道具の記載が英語であること以外は、

日本とさほど変わらない雰囲気。




程なくして

ロットネスト島のクリニックに到着。




このクリニック、

薬局からわずか300mも離れてもいないような場所。



その為、

人生初の救急車の乗車時間


わずか1、2分。




既に4km以上

この状態で自転車乗って来れた私に

この救急車での僅かな移動は必要だったのか疑問は残るものの、


海外で救急車に乗るという貴重な体験でした。








まずは、

先ほど薬局で巻いてもらった包帯を外して


砂や汚れを落とすために

しばしお湯の中に足をつけて待機。



お湯はあっという間に真っ赤っか





こんなに血が出てるのに、

ほんの少し膝を擦りむいた時より痛みが少ない。


人間の体はホントに不思議。




そんなことを考えていると、
担当してくれたデイビッドからこんなことを聞かれた。


"オーストラリアの保険、入ってる?"




私は日本で海外旅行保険には入ってきたけど、

オーストラリアの保険は入っていない。




"オーストラリアの保険に入ってない場合(つまりは外国人等)は、

治療に245ドルかかるんだ。了承してもらえる?"



245ドル(約2万円)!?




救急車に乗った上、

目の前に真っ赤な大量の血にそまったお湯と、

履いていた血まみれのビーサンがある状態では



さすがに断る余地なし。


高額請求に心を痛めながらも、了承。



尚、この245ドルは

事後申告して加入していた海外旅行保険でカバーされました。


ペルーでの通院エジプトでの入院に引続き、


海外旅行保険入っててよかった。。。






更にはデイビットから、
"○○してる?"と、
聞き慣れない言葉を聞かれる。




と、同時にハングルやらアラビア語やら

いろんな言葉でとある単語記されているボードを見せてくれた。


たくさんの言語が並んだ中で
私が認識出来たもの(=
すなわち日本語で書かれた言葉)は




"破傷風"



どうやら、

破傷風の予防接種を受けているのか聞かれていたらしい。


これも旅の出発前に接種済み





今回もつくづく思いましたが、


いざと言うときの為に
長期の旅には保険加入予防接種はしておいた方が安心です。

⇛旅の事前に行った準備についてはコチラをご覧ください。




傷口付近の汚れを落とした後は、


未だに出血中とのことでしばらく抑えて止血




このクリニックに運ばれてきてから

一時間半が過ぎ去った頃、



ようやく出血が落ち着いてきたらしく



"Very Nasty(厄介な切れ方してるね〜)"


と言われながら

デイビッドに消毒&包帯を巻いてもらい


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痛み止めも処方してもらい、

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ようやく治療完了





ひとまず、大事に至らなくてよかった。




ただ…


この怪我により

しばらく海に入れないという心のダメージは大きい。




こうして、

結局この日も島一周を断念


一体、私はいつになったら

この島を一周出来るのだろう。



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by ice_oga | 2016-05-18 17:21 | 街散策 | Comments(0) |