スリランカ最古の都、アヌラー・ダブラで過ごす満月の夜

コロンボでペラヘラ祭りを楽しんだ翌日が
2月の満月当日。

予定外に、
この日もスリランカの満月の夜を堪能できました。

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コロンボには、
出国時に再び戻ってくる予定。

今日からは暫し、スリランカ国内を周遊



最初の目的地は、
北部に位置するアヌラー・ダブラ

紀元前500年から約1400年続いたスリランカ最古の都があった街




アヌラー・ダブラへは、Fort駅から電車で移動


…する予定でしたが、寝坊し電車に間に合わず。



あいにく
次のアヌラー・ダブラ行きの電車は二時間半以上先。



試しに先日空港からのバスが到着したバスターミナルへ行ってみると、

間もなく出発するという
9:30発のアヌラー・ダブラ行きのバスに遭遇。


随所に停車する路線バス(と、言っても長距離走ります!)で
同じ宿に滞在してた&同じくアヌラー・ダブラに向かうというタカヤさんと一緒に

コロンボアヌラー・ダブラ約5時間バスの旅(230ルピー)


冷房はないものの、
窓から入る風のお陰でそこまで暑くなく、


前の席の可愛いコ達が
ちょこちょこ顔を出しては手を振ってくれたり、
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たまに車内販売のおじさん達が乗り込んで来たり、
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一度トイレ休憩を挟んだりしつつ、
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14:30頃、
アヌラー・ダブラの旧市街にあるOld Bus Terminalに到着。
※コロンボからやって来たタカヤさんは
彼の予約した宿に近い、ひとつ前の新市街のバス停で下車済み。



バスを降り、
Old Bus Terminalから少し離れた場所にある予約した宿へ
トゥクトゥク(三輪タクシー)に乗って移動。



宿への道すがらトゥクトゥクの運転手さんのお家の前を通り、
彼の可愛い子供たちに挨拶をしつつ
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今夜の宿、Orchid Tourist Guestに到着。
(1,750ルピー/泊。住所:20/246A, Airport Road, Anuradhapura, 50000 Anuradhapura)

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家族経営らしく、
宿の方も和やかな雰囲気。
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※宿の方+トゥクトゥクの運転手さん


アヌラー・ダブラーではドミトリータイプの宿が思うように見つからず、今夜は久々にシングルルームに滞在。

こちらのベッドには、
一見”天蓋付きベッド”風の一人用の蚊帳も完備してました。
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宿でホッと一息をつき、
気づけば時刻は既に16:00。

事前に調べた情報によると
アヌラー・ダブラの見所が集まる遺跡地区(今やって来たOld Bus Terminal方面)は、

日没には閉まってしまう。



今日は宿でのんびり過ごし、
観光は明日にしようかと思いつつも


せっかくなので明日の下見も兼ねて、
遺跡地区方面へ行ってみることに。



今の時間帯であれば、

宿のそばのバス停から
Old Bus Terminal方面へのバスも出ているそうなので、


道路をが横切る姿をのんびりと眺めつつ、
バス停でバスを待つ。
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ところが、

待てど待てど、バスが来ない




すると、
一緒にバス停で待っていた白い服を身に纏った親子が


”もし同じ方面に行くなら、バスが来ないからトゥクトゥクで一緒に行こう”

と、声を掛けてくれたので、

トゥクトゥクに相乗りして、
Old Bus Terminalのある旧市街へ(300ルピーをシェア)。
※宿の方に聞いてみたところ、Old Bus Terminal→宿のトゥクトゥク代は、
通常200~300ルピー程度との事でした。
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これから遺跡地区内にあるお寺にお参りに行くという


トゥクトゥクに相乗りした
ニャルメニーマーボーディー親子(あいにく、顔出しNGのお二人)。


そんな二人から、
"(お寺に)一緒に行く!?” とのお誘いの言葉。


もうすぐ(遺跡地区の閉まる)日没だし、
あまり時間がないのでは…!? と、心配していると



ニャルメニーからこんな一言が。

”今夜は満月だから、真夜中も開いてるよ”




彼女の話によると、

毎月満月の夜はポエディー(←聞き間違いの可能性あり;)と呼ばれるお祭りで、
日没から明け方まで夜通し遺跡地区内にあるお寺を巡ってお祈りをするらしい。




こうして、
二人と一緒に満月の夜のお寺巡りをすることに決定♪



Old Bus Terminal前でトゥクトゥクを降り、
アヌラー・ダブラ駅そばの踏切を渡った先にあるのが、
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寺院の集まる遺跡地区への入口。
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入口らしいゲートのそばで
路上で宝くじを売る人たちとお話ししたり、
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遠くにダーガバと呼ばれる仏塔の姿を横目に見ながら、
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二人の案内に従って
真っすぐ道を進んで行くと、


何やら人だかり

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ここでは、ダンサールという
薬のようなコーヒー(コーヒーというより、お茶に近い味)と
黒糖のお菓子が振る舞われていました。

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そんなダンサールとお菓子をいただいたら、

靴を脱ぎ、裸足になって

ニャルメニーたち同様に白い服を身に纏った人たちが
吸い込まれるように向かっていくをくぐって、


最初の目的地、スリー・マハー菩提樹へ。

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仏陀が悟りを開いたとされる
インドのブッダガヤの菩提樹の分け木が植えられているこの場所。
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その菩提樹を野生動物から守るため、
樹の周りを囲むように立てられている白い壁の内側には、


祈りを捧げる大勢の人たちの姿

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ニャルメニーたちも
菩提樹や、各所に備えられた仏像たちに
花を供えたり、お祈りしたり。

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そんな彼女たちの姿を眺めながら過ごした
スリー・マハー菩提樹を後にし、

続いては
炎の灯りで照らされた道を歩く。

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この雰囲気、
どことなく日本の夏祭りに似てる。


神社へと続く参道を、
灯篭の灯りが照らしている夏祭りの夜のような。




そんなことを思いながら
炎で照らされた道を歩いていると、


巨大な白い仏塔の姿が見えてきた。
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すると、
私たちの後方がなにやら騒がしい。


振り返ってみると、
コブラを操れそうな音色を奏でる笛吹きを先頭に、
クルクルと巻かれたエンジ色の布を持った人たちがやって来て、

そばに居た人たちが、
次々とその列に加わり一緒に布を運び始める。
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あれよあれよと
布を持った列は人を引き寄せながらも先へと進み、


先程見えた巨大な仏塔、
ルワンウェリ・サーヤ大塔に到着。

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「大塔」というだけあって、とにかく巨大!!



そんな巨大な大塔に、
今みんなで運んできたエンジ色の布を、僧たちが巻きつけていく。
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この大塔の周りにも、
菩提樹に負けず劣らずたくさんの人々。
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月夜に映える巨大な白い仏塔

真ん丸な

祈りを白捧げる白い服を身に纏った大勢の祈りを捧げる人々
オレンジの袈裟を纏った僧たち


それらが醸し出す、
一言では到底言い表せない清らかで神聖な、とっても素敵な空間が目の前に広がっていました。





そんな素敵な空間の余韻に浸りながら
続いて向かったのは、



眩いほどに電飾を施された仏塔が目を引く
トゥーパーラーマ・ダーガバ
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仏陀の右鎖骨が祀られているとの言い伝えもある、

アヌラー・ダブラの遺跡地区の中でも
最古のものとされる場所(仏塔は1800年代に再建されたそう)。

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尚、仏塔の周りに立つ数あるは、
かつて屋根をつけようとした際の名残らしい。
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ここでも仏塔や仏像に祈りを捧げ、

暗闇で美しさが映えるロウソクに、
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彼女たちから火を借りて炎を灯したら、
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満月の夜のお参りは、ここでいったん休憩

彼女たちは一度街へ行って食事を済ませてから
また寺院に戻り、仏塔のそばでしばし仮眠しつつ、
AM3:00頃から朝にかけて再び祈りを捧げるそう。



そんな満月の夜のお祈りを、
まだまだ見たい気持ちもあるものの、

明日に備えて、
私はここで宿に戻ることに。



今宵見た
夜中に大勢の人々が寺院に押し寄せているその光景は、

大勢の人が神社やお寺に押し寄せる、
日本の初詣の光景にも似てる。
(初詣の光景だけを目にしたら、
日本もそうとう信仰深い国に思われるハズ)




そんなスリランカの光景を目にした遺跡地区内でも、
アイスの屋台を発見!!


・Cool(Strawberry味)
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購入したのは、イチゴ味のアイスバー。

(結構ドロドロに溶けてしまっていて、
地面に落とさないように必死で2口程度で食べてしまったので、じっくり味わえずじまいでしたが…)
かき氷のイチゴシロップに近い味のアイスでした。




遺跡地区の入口まで戻ると、

ニャルメニーが近くに停まっていたトゥクトゥクの運転手さんと
値段交渉やら、宿までの経路の説明やら、

いろいろと最後まで面倒みてくれ…
(宿方面へと向かうバスは、既に終了してしまった時間)



バス停で
ただ一緒にバスを待っていただけなのに…

スリランカの方々は、本当に親切。



月の明かり、灯された炎、巨大な仏塔、祈りを捧げる人々、

そして、
親切なニャルメニーとマーボーディー親子。



全ての要素が混じりあって、
忘れられない素敵なアヌラー・ダブラの満月の夜を過ごすことができました。


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by ice_oga | 2016-02-22 23:51 | アイスクリーム | Comments(0) |