昨日宿の方々に案内してもらったティラナの街を
今日はひとりで、のんびり散策。
散策の前に、
まずは、通りに面するキオスクLagunaでアイスを購入♪
・FRUTA PYLLI (50レク≒50円)
ほんのりヨーグルトの後味がする、
ベリー風味のアイスクリーム。
食感もシャリっとし過ぎず、柔らか過ぎずニュートラル!
”ちょうどいい”って言う感じの食感でした。
そんなアイスが食べられる
ティラナの街は、
社会主義、共産主義時代の無機質な建物と、
近年建てられたと思われるカラフルなビルやモダンな雰囲気の建物がミックスされた
今まで訪れてきた多くの土地の中でも
ユニークな街のひとつ。
その中でも特徴的だったのは、信号機。
ここティラナの信号機は、
柱の部分も信号に合わせて色が変わります。
ドイツやオーストリアのように
信号機の中の絵が描かユニークな街もありましたが、
柱も一緒に色が変わるタイプの信号機に
遭遇したのは初めて!
遠くからでも赤・青・黄がわかって良いかも。
もうひとつ、
ティラナの街で欠かせないのは、キノコ。
街の至るところにある
Carsten Hollerという方の作品らしい、このキノコ。
近年、
アルバニアはアートにも力を入れているらしく、
国立美術館の前では、
日本人アーティスト(建築家)、藤本壮介さんの作品も建築中でした。
まずは、
ティラナの街の中心、スカンデルベグ広場から北へ。
・ゾグー1世の像
スカンデルベグ広場から真っ直ぐ北に延びるゾグー1世大通りの
北側の端に立つのが、この通りの由来にもなっているゾグー1世の像。
ゾグー1世は、アルバニア共和国時代の大統領、後のアルバニア王国の国王です。
・市場
ゾグー1世大通りの北側(斜め左前方の細い道)に
露店や人で賑わっている通りを発見!
通り沿いには露店や昔ながらの商店が並び、
奥にある駐車場のそばには市場もありました。
ティラナのスーパーでは、
生鮮食品はそれなりに値段がしましたが、
この市場は割とお財布に優しい価格。
オレンジを買おうか迷っていると、
1個、オマケでいただいちゃいました♪
・ジャミー・エトヘム・ベウト(Xhamia e Et'hem Buet)
街の中心、スカンデルベグ広場のそばにある
イスラム教のモスク。
1700年代に建てられたこのモスクには、
天井、そして壁一面に美しいフレスコ画が描かれており、見ごたえ十分!!
お祈りの時間も含め、
暫くの間、モスク内を眺めていました。
・リニア公園(Parku Rinia)
街の中心にある公園。
散歩したり、夜にはライトアップもされる噴水のまわりで
のんびりくつろぐのもオススメです。
ちなみに、
この公園内には、頼りになる靴の修理屋さんも。
ティラナ滞在中にブーツが壊れてしまい
ようやく見つけた街中の靴の修理屋さんでは、
「修理に1週間かかる」と言われてしまい困っていたところ、
こちらの修理屋さんでは、
わずか2時間(価格も250レクくらいと安心価格!)で、直してくれました!!
靴屋さんだけでなく、
誰でも使える自転車の修理用の工具も設置されていたり、
物が壊れたときにも頼れる公園。
・タバカヴェ橋
街中に突如現れる
18世紀、オスマン朝時代に建てられた石橋。
すぐ隣に歩道のある道路も通っているので、
わざわざ渡らなくてもよいのですが…
せっかくなので、
タバカヴェ橋の上を歩いてみたり♪
柵など無いので、
渡る場合は、足を滑らせて落ちないように要注意。
・Katedralja e Shen Palit
ピラミッドから川を挟んだ向かい側にある
シンプルな内装の教会。
太陽の陽が差し込んだステンドグラスが美しい場所。
・国立美術館(入場料:200レク)
常設展では、
第二次世界大戦後の「共産主義時代」をテーマにした作品(革命運動や兵士が描かれた作品)や、
1970年代頃の西洋モダリストの影響を受けた作品、
「社会主義」や「働く女性」をテーマにした作品等が並び、
企画展では
動物に肉や皮を用いて有名絵画を表現した写真等が展示されていました。
この美術館の裏には、
世界の共産主義、社会主義のヒーロー達の像が
ひっそりと寄せ集められています。
・ピラミッド
ちょうど少年たちが、
ピラミッドの屋根の上から、
その斜面を滑り台のようにスーっと滑り降りてきたところ。
カメラを向けると、
アルバニアやコソボの方の写真撮影時の定番、
(アルバニアの国旗にも描かれている)鷲のポーズをしてくれました。
もちろん、
少年達に負けじと、ピラミッドの屋根を登ってみる。
目指すは、
ピラミッドのてっぺん!!
ふと斜面の途中で後ろ振り返れば、
目下に広がる
ティラナの街並み。
更に上を目指して一歩、進
…めない!!
上へと進みたいのだけれど、
斜面でツルツル滑って前にうまく進めず、ズルっと落ちていく。
ピラミッドの屋根は、見た目以上に急傾斜。
本来、
屋根の上に登る為に設計されてるわけではないと思われるので、
もちろん、
手摺りも階段も何もない。
自分の運動神経の無さを恨みつつ
泣く泣く諦め、
頂上目前にして,下に降りることに。
…が、
既になかなかの高さ&急傾斜。
滑り下りようにも、
そのまま勢い余って前の石段に激突しそうな危険大の為、
仕方なく、
ちょこちょこ足を動かしながら、ちょっとずつ降りていきました。
※チャレンジする方は、くれぐれも怪我をしないようご注意を!
・ケマル・スタファ・スタジアム(Qemal Stafa Stadium)
ティラナ大学の東側に位置する、
サッカーのアルバニア代表選手の本拠地としても使用されるスタジアム。(外観のみ見学)
・Parku i Madh
昨夜、アルブリーと一緒に訪れた
ティラナ大学の南に位置する大きな公園。
公園内では、
この時期、ヨーロッパ各地でよく見かける黄色い花、
ミモザが見頃。(路上で摘んできたミモザを売っている人も多い!)
ミモザの花の写真を撮っていると、
誰かに
名前を呼ばれた気が…
振り替えると、
そこに居たのは、
マケドニア&コソボで一緒だったエリナさん!!
彼女は今頃
ブルガリアに居ると思ってたので、
思いがけない再会にビックリ!
エリナさんと、
彼女と同じホステルに滞在中の
フィリピン人のマフィーと一緒に公園内を散策。
街の灯りの映る夜も素敵だったけれど、
この時間もまた違った表情で、素敵。
ちなみに、
更に明るい時間帯も、のどかでオススメです。
一日ティラナの街を歩き回った後は、
2人一緒に、アルバニアでお気に入りのメニューで晩ゴハン。
※”アルバニアで見つけた美味しいもの”については、別途書かせていただきます。
ゴハンを食べ終え、
彼女たちの滞在する宿へも遊びに行った後、
見覚えのあるキャラクターもいる(!?)
小さな遊園地の前を通り、宿へと戻っていきました。
歩いて十分に見てまわれる範囲に
見所の集まる、
こじんまりとした大きさの街、ティラナ。
エノンの話によると、
はじめに紹介した信号やキノコは、
つい最近、街中に出来たものらしい。
ティラナは、
今後の変化も目が離せない街のひとつです。