イランのアライバルビザは、空港で取得可能!?※イラン及びアメリカ旅行を計画中の方に気を付けてもらいたいこと

中東を旅した旅人達が、
口を揃えて"良かった"と言う国、イラン


そんなイランに向け、
アテネを出発した飛行機。

真夜中にチキンの機内食を食べつつ、

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目的地のイランの首都、テヘランに到着。



テヘランに到着はしたものの、
問題はここから


イランの入国には、観光目的であってもビザが必要。


ところが、
このビザ取得についての情報がとにかく曖昧


”空港で15日間有効のアライバルビザが取得できる”

という情報を見つけたものの、
信憑性が高いとは言えない状態。


一番確実な情報源、
イラン・イスラム共和国大使館のホームページを見ても、


情報が古かったり、
ビザ申請のリンクが切れていたり、

そもそも
アライバルビザについての記載が無かったり(2015/10月時点)。

ホームページに記載された問い合わせ先に
問合せメールを何度も送っても、一切返信が来ず…


入国できず、
そのまま飛行機で引き帰させられるのではないかと、不安



でも、
旅の途中で出会ったイランを既に訪れた旅人たちは
皆、問題なくアライバルビザを取得出来たようなので、

それを信じて空港に降り立ちました。



ちなみに、
イランを訪れたことのある方々に聞いた
イランに入国する前に準備しておきたい4つの事

・①海外旅行保険への加入
…アライバルビザ申請時の条件のひとつに、保険加入があります。

・②現金(ユーロ・USドル)
…イランでは、日本のクレジットカード、及び海外対応のキャッシュカードは使用できません。
忘れずに換金出来る紙幣(ユーロorUSドルが無難)を準備。

・③VPNアプリのダウンロード
…インターネットに規制のあるイランでは、
(facebookやexcite blog等)一部サイトにアクセス出来ません。
VPNアプリをダウンロードしておくと、通常アクセス不可なサイトにアクセス可能になるそう。

・④(女性の場合)スカーフ&身体のラインが隠れる服装
…イランでは例え外国人観光客であっても、イスラム教の教えに則った服装が義務付けられています。
女性の場合、髪や首元が見えること、身体のラインが見える服装はNG。
常時スカーフを着用し髪と首元を隠し、
長めの丈のコートや民族衣装のチャードル等を着用して身体のラインを隠さなければなりません。


飛行機が到着した際に、
機内でスカーフも巻き服装も整え、

その他の3つも準備済み。



さぁ、いよいよドキドキのビザ申請



まずは、
空港内にあるビザ申請の窓口で
海外旅行保険加入の証明書(保険証券)を提示


ビザ申請の窓口の向かい側に保険加入の窓口があり、
ここでの加入を勧められます。

未加入の場合は、ここで保険に加入。

既に海外旅行保険に加入している場合は
加入済みである事を伝え、保険証券の原本を提示。

尚、保険証券のPDFやスクリーンショットを携帯の画面で提示するのみでは、NG


今回、一緒にイランに降り立ったエリコさんが
紙ベースで保険証券の原本を持っておらず、

一旦申請を拒否されてしまいました。



偶然彼女も私と同じ保険会社だったので、
”この紙(私の保険証券)と同じものだ”と言うことを何度も伝えて、
どうにか納得してもらい

この関門は通過。

※既に海外旅行保険に加入していたにも関わらず、
向かいの窓口で二重加入をさせられたという話も聞くので、
その時の担当員の対応次第のようです。


続いて
申請用紙を受け取り、必要事項を記入
※名前・イランへの入出国の便名・パスポートNo・国内の滞在場所
・父親の名前・職業・同行者氏名


記入済みの申請用紙を提出後、

名前を呼ばれたら隣の窓口で
50ユーロ(または57.5USドル)のビザ代の支払い。





暫くして
最初の(申請用紙を提出した)窓口から名前を呼ばれ、


ビザを受け取れました!!


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無事入手出来たイランの入国ビザを
よく見てみると…


あれ!?
有効期限が30日間になってる!!


どうやらつい最近、
期限が変わったらしい。



こうして取得したビザを手に、
入国審査を経て、

19ヶ国目、イランに入国!!



まだ辺りは真っ暗な時間帯なので
暫し空港内で仮眠をし、


レートがよいと言われる
空港内の両替所で、手持ちのドルやユーロを
日本円に比べて桁の多いイラン・リアルに換金。


この時は、1ユーロ=38,000リアル
1USドル=34,900リアルでした。

日本円に換算すると、1円≒270リアル。


1,000円程度の品も、
27万という数字を見るとなんだか高級品を買っている気分になります。

※ちなみに、イランの数字はペルシャ数字
1と9は日本でも使われているアラビア数字に似ていて、
5はハートをひっくり返したお尻のような可愛らしい形。
(他の数字はなかなか覚えられませんでした。。。)



まずは、
空港からタクシーでバスターミナルへ。


エリコさんは、
これからバスでシラーズという街へ、

私はこのままテヘランに滞在し、
その後エスファハーンという街へバスで移動予定。


タクシーの運転手さんと値引き交渉の上、
440,000リアルでバスターミナルへ。


尚、タクシー乗り場に表記されていた
空港→バスターミナルへの正規の価格は650,000リアルでした。


タクシー内では
運転手さんのマイ水筒から
イランの方々にとっても欠かせない チャイ(紅茶)までいただいたり。

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そうしてやって来たバスターミナルで、
シラーズに向かうエリコさんとお別れ。


そして私は、
2日後の 23:30発の
エスファハーン行きのバスチケットを購入(TBTのバス。17,000レアル)。



ずっと訪れてみたかった国のひとつ、イラン。

一体、どんなものに出会える国なんだろう。





実は同じタイミングで、
ウユニで出会ったあの二人組も偶然イランに居ることが発覚。


テヘラン滞在中は、彼らと宿をシェアさせてもらうことにしました。


メトロ(ちょうど通勤時間で満員。。。)に乗って、
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早速、二人が滞在している宿へ。






===2016/2月時点でのイランのアライバルビザ取得について===

※2016年2月現在、
イラン大使館のホームページの
アライバルビザ取得に関する記載が下記の通り更新されていました。

===
観光ビザ手続きのご案内

アライバルビザ

テヘラン、タブリ-ズ、マシュハド、シ-ラ-ズ、イスファハンの
各国際空港では30日間滞在可能なアライバルビザが発給され入国することができます。(アライバルビザは延長できません。

(注) 空港でのビザ取得手続きには、
パスポート(残存有効期間6ヶ月以上)、写真一枚、往復の航空券、申請料金50ユーロが必要になります。
===(イラン・イスラム共和国HPより抜粋)



イラン入国に際し、もうひとつ注意したいこと。


2016年1月22日より、
2011年以降にイランへの入国履歴がある場合、
アメリカへ入国することが難しくなりました。

シリア、イラク、スーダンに入国履歴がある場合も同様。


今までは、
日本国籍の方の場合、
観光目的の90日以内の滞在であれば、
ビザ不要(ESTAの申請のみ)で入国できたアメリカ


ところが、
今後はアメリカに入国する場合、
観光はおろか、トランジットのみであっても

上記に該当する場合
ビザの取得が必須


このビザ取得が
お金も時間もかかり、面接もあったりと、相当厄介。


アメリカ本土はもちろん、
日本人に人気のリゾート地、
ハワイ、グアム、サイパン等も同様にビザなしの入国が不可。


これから先、

”今週末、グアムにでも行っちゃおうかな~♪”

なんて思いつきで旅行することが、一切出来なくなってしまったそうです。


今後アメリカへ渡航予定のある方、
そして、世界一周を計画中の方はルートの組み方にご注意を。
※最新情報&詳細は米国大使館にご確認ください。


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by ice_oga | 2015-10-11 10:08 | 交通・移動 | Comments(0) |