エジプトといえばココ!ギザのピラミッドへ

朝8時半、昨夜ルクソールで乗車したバスは、
カイロのラムセス駅に到着。

ちょうど通勤ラッシュの時間帯。
メトロ(カイロのメトロにも女性専用車両あり)に乗って、
先日までお世話になっていたサファリホテルへ。


一休みしたら、
エジプトの代名詞とも言えるギザのピラミッドへ行く予定。



その前に、
壊れたカメラを直すため、ひとり電気屋さんへ。

宿のスタッフさんに教えてもらった電気屋さんへ向かって歩いていると
道でいきなり男の人に呼び止められた。

"何か困ってるなら、英語わかるから言ってみて"
と彼が言うので、

壊れたカメラを直すために電気屋さんへ向かっているのだけど、
このお店であってる?(宿で教えてもらったお店のほぼ目の前に来ていたので)”

と、言ってみたものの

私の英語力が低いのか、
彼が実際は全然英語がわからないのか、

全く伝わらず、彼は無反応。


仕方ないので、
"大丈夫。ありがとう"

と彼に伝え、
その場から歩き始めた数秒後


いきなり後ろから腕をガッとつかまれ、
無言でお金を要求してきた(手のひらを前に出し、金をよこせ というジェスチャーで)。


もちろん払う理由はないので断るも、

その後ずっと後をつけられるハメに。。。


後ろを振り返ってお金の要求を断っても、
ついてこないで!と言っても、

我慢の限界が来て、
日本語で抗議(母国語の方が、本気で怒っているのが伝わるという一説もあり)しても、


全く効果はなく、ずっと後ろをついてくる。


結局その人を撒けたのは、
その近辺のブロックを2周半くらいした頃。


ようやく到着した目的の電気屋さん。

万が一データを消されたりすると困るので、
メモリーカードを抜いた状態で持ってきていた壊れたカメラを
店員さんへ渡したところ、

”この状態だとわからないからと、メモリーカードをカメラに入れて”

と言うので、
仕方なく、持っていたコンデジカメラに入っていたメモリーカードを入れてカメラを手渡す。


なかなか直りそうな気配のないまま、
4人の店員さんの間でカメラはたらい回し。。。


結果、
ここでは修理不可能ということでした。


そうして手元に戻ってきたカメラを確認してみると

カメラのデータが全て消されてる!!

(こうなることを避ける為に、
わざわざ最初にメモリーカードを抜いて手渡したのに…)


先程カイロに戻ってきたばかりとのこともあり
まだ写真データのバックアップとっていなかった為、

ここ3日間の写真のデータ、全て喪失。
(数少ない携帯で撮った写真&チカさんにいただいた写真のみが
この3日間の記録。このような事情の為、ここ数日のブログは写真不足気味でした)


写真撮影を旅の楽しみのひとつとしている私のとっては、
現金やクレジットカードを盗まれるよりも何倍もショック。。。


先程のしつこい物乞いといい、
このカメラの1件といい、

エジプトに来てから散々な事が続く。。。


カメラの件で傷心のまま、
ピラミッドを目指し、メトロでギザ駅へ。
※タフリール広場からピラミッド行きのバスも出ているそうです。
今回はバスの渋滞を考慮し、「ギザ駅までメトロで行き、ギザ駅からバスに乗ってピラミッドへ向かう」方法にしました。


ギザ駅に着くと、
さっそく、ピラミッド行きのマイクロバスの客引き。
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金額に納得がいかず、交渉していると、
ウズベキスタン人の留学生だという青年がアラビア語で仲介に入ってくれた。

その留学生の彼が、
「安く行きたいなら、路線バスを使ってピラミッドまで行く方がいいよ」と提案してくれたので、
私たちはその方法で行くことに。


すると、
その彼も一緒に同じバスに乗ると言う。


…怪しい。

私は今、
完全にエジプト人不信状態

街の人が皆、悪者に見える。
(騙す、お金の要求、それでもってしつこい)

声をかけてくる人はもちろん、
安易に通りすがりの人に道を尋ねることすら嫌になっている。


今までいろんな国を旅してきたけれど、
正直ここまで人間不信になった国は初めて。



バスに乗っている間、
その彼が”日本に行ってみたいんだ!”とか、
携帯の翻訳機能を使っていろいろ話しかけてはくれるものの、


いつカネの要求をされるのか!?
油断した隙に荷物を盗まれないか!?

と、内心ずっと疑いの目を彼に向けていて、生返事ばかりしてしまう。



しばらくして、
窓の外にはピラミッドが見えてきた。
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バスを降りると、
”入口まで案内するよ”と彼は言ってくれたけれど、

ガイド料を要求されると困るので、もちろん断る。



すると彼は、
”ピラミッド楽しんでね!”と言い残し、去って行った。

しかも、私たちのバス代まで払ってくれて。


彼は純粋に日本に興味のある学生さんだったんだ!


私が適当な返事ばかりしてしまって

せっかく日本に対して好意的な気持ちを持ってくれているのに、
嫌な印象を与えてしまったかもしれない。。。


そんな状態に自己嫌悪にならざるを得ない出来事。



バスを降りた場所からしばらく歩くと、
ピラミッドの入口近くに到着。


前方には、
ラクダ乗りの方々がいる一角が。


今回、ラクダに乗る予定はないので、
(これまでのエジプトでの経験上、明らかにゴタゴタが起きること間違いなしの為)
チカさんと一緒に、
ラクダ乗りの人々の視界に捉えられたと感じた瞬間、一目散にダッシュ!

案の定、
しつこい勧誘の声が後ろから聞こえてくる。

ひとまずこの第一関門は回避し、ピラミッドのチケット売り場へ。



この「ギザのピラミッド」と呼ばれる場所には、
クフ王、カフラー王、メンカウラー王の
3つのピラミッドがあります。

ピラミッドのあるエリア内への入場料が80ポンド
その他、各ピラミッドの内部を見学するにはそれぞれ別途入場料が必要。
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一番有名なのは、クフ王のピラミッド。
入場料は200ポンドとちょっとお高めなので、
私たちは次に大きなカフラー王のピラミッドのみ内部も見学しようとしたのですが、

カフラー王のピラミッドは、今日は閉まっているとの事。
※日によって開いていないピラミッドがあるそうです


時刻は既に15:00過ぎ。
クフ王のピラミッドは開いてるけれど、16:00には閉まってしまう。

チケット売り場のおじさんが言うには、17:00まではエリア内を見学できるというので、
今回ピラミッド内部は諦めて、外観だけ見学することに。


チケットを手に入場ゲートへ向かい
荷物検査。


…なのだけれど、
ここの係員の対応がまたまた酷い(やる気がないくせに、ネチネチ面倒くさい)


通常は(人+荷物)金属探知のゲートをくぐるのみですが、

私の持ち物が何やらひっかかったらしく、
身体検査するというので近くにいた女性職員さんのもとへ。


すると、その女性が
”ウェルカム トゥ エジプト”と言ってくれたのだけれど、


ここのところ続く嫌な出来事の連続に
先の係員の態度がトドメを刺し、

私は完全に堪忍袋の緒が切れてしまっている状態。


”あなたには申し訳ないけど、
なんでエジプト人はこんなに酷いの!”と、
その人にぶっきらぼうに言わずには居られませんでした。



そんな状態で入場したエリア内。

目の前に現れたピラミッドの実物は、
想像以上に大きい!!
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一段一段の大きさもスゴイ!!
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嫌なことはあっても、
ピラミッドを目の前にして、

やっぱりエジプトに来てよかった



…と、
こんな風にトリック写真を撮ったりしながら
楽しんだのも束の間、
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前から、横から、後ろから、
ラクダ乗りの勧誘の嵐。


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今までこういう勧誘には
”NO THANK YOU”と言って断っていたけれど、

この国ではそれすら言う気が起こらない。
(うっかり、相手にしてしまったら最後なので、要注意!)


せっかく目の前に
こんな素晴らしい遺跡があるのに、全てを台無しにさせられる。


この国は、個人旅行ではなく
予めガイド付きの、ラクダへ乗ることも組み込まれたツアーで来れば
しつこい客引きにあうこともなく、楽しい旅行になるのではないかと
つくづく思います。



チケット売り場のおじさんには
”17:00まで見学できる”といわれたピラミッドのエリア内。

結局、16:00で警察の方々に出ていくよう促されるはめに。

ピラミッドと並んで楽しみにしていた
スフィンクスも既に近くまで行く歩道は封鎖されており、遠くから眺めるのみ。
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かろうじて、
3つ並んだピラミッドの姿
スフィンクス方面に向かう途中に見ることができました(逆光ですが…)。

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こうして、束の間のピラミッド見学は終了。


ピラミッドのあるエリア内は、
一旦夕方に閉まった後、

夜に再び開き、音と光のショーが開催されます。



まだショーの時間まで間があるので、
宿に滞在中の方に教えていただいた
意外なものとピラミッドのコラボレーションが見れる場所を探しに行くことに。


意外なものとは…

芝生。


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砂漠の中という印象が強いピラミッド。
実は、すぐ隣にあるのはゴルフ場

クフ王のピラミッド側の入口側にゴルフ場があるので、
その付近に行くと、このコラボレーションが楽しめます。



その景色を楽しんだ後は、


言わずと知れた、
スフィンクスの目線の先にある場所、

KFCとピザハットが入ったビルへ。


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夜のショーは敷地内からではなく、
このビルの屋上から、同じ宿に滞在中のバンリさん、ジュンさんと合流して見学予定。


待ち合わせのビルまで戻る途中、
地図アプリを見ながら、地元の人々と戯れつつ道を進む。
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途中で、
”この先はとても通れるような道じゃないよ”
と教えてくれたおじさんがいたのだけれど、


完全に疑いの目で見てしまう。

実際その道に入っていくと、
確かにとても観光客…というか地元の人ですら通らなそうな
ゴミだらけの荒れ地のような道。。。
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そのおじさんも、「いい人」だったらしい。


夕暮れ時のピラミッドも眺め、
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宿のお二人と合流し、
みんなで音と光のショーを観賞。
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…距離があるせいなのか、
ピラミッドが大きすぎるせいなのか、

正直、ショーは想像していたよりも迫力弱め。


ショーの雰囲気のみ味わいたい方は、
私たちの様に、離れた場所からの見学のみでもよいかと思いますが、

やはり、
きちんとこのショーを楽しみたい場合は
エリア内に入場して観ることをおススメします。

スフィンクスが話す姿(3Dマッピング効果で)も、
近くで観たら迫力があるハズ…。



ショーの鑑賞も終え、
バスと電車を乗り継いで宿まで帰ろうとすると、

またまた「バスを教える」と言ってはお金を要求してくる人に遭遇したり、
(若干1名、日本語も話せ、親切にバスについて教えてくれたおじさんも居ましたが)、

後ろの席から運転手へ運賃を人から人へ手渡しで渡す仕組みをいいことに、
バス代を持ち逃げされたり。。。(結局二倍支払うはめに…)


またまたエジプトに対し
マイナス印象が深まる出来事が続く。



そんな時、
バスで持ち逃げ被害に遭ったことを知った
近くの席にいたおばさん(持ち逃げの犯人たちは既に下車済)や、

私たちの話を聞いた宿のスタッフさんなどが、

「(エジプト人が嫌な思いさせて)ごめんなさい」と言ってくれる。


彼らは全く関係ないのに
そんな風に言ってくれる優しさに対する申し訳なさと、
街の人を常に疑い続けなきゃいけない日々に精神的にも相当やられたらしく、

宿に着いた頃から
熱に苦しめられ始めました。。。
(体温計はないので熱は計れませんが、明らかに熱がある時の症状;)


本当は明日からバンリさんと
「白砂漠、黒砂漠ツアー」に参加するつもりだったのだけど、

つい2日前に軍による観光客の誤射事件がその砂漠で起きてしまい、
一週間ほどツアーは催行中止。


そんなタイミングで明日の早起きもなくなったので、

今夜はココロとカラダをゆっくり休め、明日は引続きカイロの街を観光します。


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by ice_oga | 2015-09-14 23:27 | 街散策 | Comments(0) |