スペインのトマト祭りに行ってみよう=お祭り本番編=

クレイジーなお祭り
って、きっとこういうのを言うんですね。

人生で
こんなにトマトまみれになったのは、初めてです 笑。

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トマト祭り当日、私が上の写真の状態になるまでには、
こんな事がありました。


まず、
入場ゲートから会場に入ると、

路上には美味しそうな朝食を食べる人達。
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試食のスペイン風オムレツをつまみつつ、道を進んでく。
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会場は緩い坂道の一本道。
数の大きい方(遊園地側)のエリアからトマトを積んだトラックがやって来るため、
少しでも新鮮なトマトにありつけるよう、私たちは8番エリア辺りで場所取り。

この辺は日本人に人気のエリアらしく、
個性豊かな衣装に身を包んだ参加者の方々が、次々に集まって来ました。
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※こちらのお二人は世界中でChoo Choo Trainダンスの動画を撮影しながら
旅しているとのことで、動画にも参加させていただきました。

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すると、いきなり悲鳴が聞こえてきた!!

何事!?

と思った次の瞬間、ビシャッ
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と、空から大量の水が降ってきた!

実はこのトマト祭り、
トマトを投げ合う前に水をかけ合う
水かけ祭りがあるんです。
※タイのソンクラーン(水かけ祭り)に行きそびれた方、
ここでも水かけ祭り気分を味わえます!

会場沿いの建物の住人の方々が、家の屋上から参加者目がけて
バケツやホースでいきなり上から水をかける。
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水をかける側は、
”してやったり”とばかりにニヤニヤ顔の人もいれば、
ニコリともせず、淡々と道行く参加者に水をかける人も。

全て住民の方々の気分次第なので、
いつ上から水が降ってくるかわからない。


欲しがりな私たちは、

上に向かって
アグアー!!(スペイン語で「水=agua」)と叫び、
道に寝ころばずには、いられない 笑。

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思いっきり水をかけて頂きました。
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もちろん、水は上からだけとは限りません。

油断したら最後。

バシャッ!! っと
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前から、後ろから、斜めから、
思いっきりバケツごと水をかけられます。

まだトマト投げ開始までまだ2時間以上もあるのに、
既にみんなビッショビショ。
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こういうときに限って太陽が雲で陰って、寒い。。。

徐々に人も増えてきた頃、
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少し離れた場所では、
トマト投げ前に行われるもう一つのイベント、
ハム取り合戦「パロ・ハボン」が行われていました。

パロ・ハボンは、
石鹸が塗られた丸太棒の上に吊り下げされた大きな生ハムの塊を、
丸太棒をよじ登って獲るというもの。
(あいにく、下の写真では遠すぎてわかりにくいですが…)
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この生ハムを勝ち獲った人は、このお祭りの英雄とされるそう。

本来は、その英雄が生ハムを手にしてからトマト投げが開始されるそうですが、
今年はなかなか苦戦しているもよう。


上空にはヘリコプターも現れ、

そろそろトマト投げが始まるのでは??と、
会場のみんなの期待が高まる。
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ついに、
トマトを積んだトラックがやって来た!
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トマト祭り、スタート!!
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大量のトマトを積んだトラックの荷台から、
投げ込まれるトマト。

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そのトマトを、拾っては投げ、拾っては投げを繰り返す。

目の前はトマトが飛び交い、
これまでに目にしたことないような、真っ赤でカオスな光景が広がる。
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トマトを積んだトラックは1台だけではありません。

今年は記念すべきトマト祭り70周年とのことで、
通常より多めのトラック7台、計120トンものトマトが投げ込まれました。
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トマト投げが行われいる間は
前後左右、360°からトマトが飛んでくる。

写真を撮ろうとしても、どこからともなくトマトが飛んでくるので、
なかなかうまく撮れず…。
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トマト祭りのルール上、
”トマトは握って潰して柔らかくしてから投げましょう”
というのがありますが、大よそのトマトがそのままの形で投げ交わされているので、
当たると(脳震盪起こすんじゃないかと思うほど)痛い!!

ゴーグルも、最初こそ意味がありますが、
トマトが当たるとズレてしまい(ゴーグルの上からぶつかるトマトの衝撃もなかなかの痛さ;)
途中からは、ゴーグルも外してトマト投げ。


気付けば地面は真っ赤なトマトの海。
地面に寝転ぼうものなら、周りの人々から思いっきりトマトをかけられまくり。
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この記事の一番最初の写真は、
こうしてトマトまみれになった結果でした。

そんなトマト投げも、一時間程で終了。

みんな全身トマトまみれ。
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白かったTシャツも、トマトで赤く染まりました。
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尚、パロ・ハボンの会場では、
トマト投げ終了後も未だ誰も手に出来ぬ生ハムを目指し、
参加者の方々が協力して丸太棒によじ登り中。
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惜しくも、あと1歩のところで届かず。。。


参加者みんなが全力でトマト投げを楽しんだ後の街中は、
トマトまみれで見るからに大惨事。
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参加者もみんなトマトまみれ。
一応、シャワーらしいものが会場に設置はされているものの、
水量がそこまでない上、人が多すぎて全然トマトが落ちない。

そこで私たちは、近くの川へ。
川に全身浸かって、全身にまとわりついたトマトを洗い流します。
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尚、会場付近の家の方々がご厚意で庭の水道も貸してくれます。

でも、水道を借りる列が無くなった頃、
そんな家々の前には大量のごみが散乱していて…

そのゴミをその家の方々が掃除している姿は
なんだか切ない物がありました。
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トマト祭りの余韻に浸りつつ、バレンシアに戻った後は、
シャワーを浴び、一休みし、

夜はスペインらしく、
手作りタパス&アヒージョ パーティー♪
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料理上手なみなさんのお蔭で、
トマティーナ期間中は毎日美味しい料理も食べれて、幸せでした。


衣装作って、夜通し過ごして、トマトを投げ合い
3日間一緒に過ごしたメンバーとは、翌朝お別れ。

それぞれ次の目的地へと旅立って行きました。
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一生分のトマトがわずか1時間の間に目の前に飛び交う忘れられない風景。

トマト祭り
は、とってもクレイジー、だけどとっても楽しい
一生に一度は体験していただきたいお祭りでした。



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by ice_oga | 2015-08-27 12:00 | イベント | Comments(0) |