モヒート発祥の地、 ハバナの街を散策(グラニサド、グアバ)
「カップルで旅行?」と聞いたところ、二人は旅のパートナーとのこと。
今日はそんな二人と一緒にハバナの街を散策。
まずはお腹を満たしに近所の食堂へ。
屋台のからあげ風チキン、豆ご飯、揚げバナナのワンプレート+飲み物で5CUC
キューバに来て思うことは、
他の国に比べるとお店が少ない印象(もちろん、中心部にはそれなりにありますが)で、
お店探しにも一苦労。
お腹を満たした後は、
クラシックなコレクティーボ(1CUC)に乗り、旧市街へ。
ハバナのコレクティーボ(乗り合いタクシー)は、まるで映画の中に出てくるようなクラシックカー!
カッコいい車に気軽に乗車出来ます。
※コレクティーボの詳細は「旅いさら」に書かせていただきました。
ひとまず、"ハバナらしい場所"とのことで、
向かいにカラフルな建物も並ぶ、カピタリオ(旧国会議事堂)前でコレクティーボを降りる。
長年の時を経たコロニアル風の建物とクラシックカー。
せっかくなので、
クラシックカーが通ったタイミングで
ジャンプしてみたり♪
香港人のフランシスはジャーナリストで、
旅の番組をネットで配信しているとのこと。
そのパートナーが、台湾人のミア。
ふたりは早速、撮影開始!
※彼らの番組、Backpackstuffはコチラから。
私たちが降りた場所のすぐ近くには「華人街」と記された門が。
ハバナにも、中華街があるのかな!?
門をくぐって道を進んでいく。
年期の入った建物が並ぶけれど、
全然中華街らしくない。
あくまでThe キューバ人というような方々が営んでいるお店のみで、中国人らしき人は見つけられない。
付近の建物の壁にはちょこちょこ漢字も見受けられるけど、
とても中華街と呼べるようなものではない。
すると、急にフランシスが走り出した。
どうやら中国人らしき後ろ姿を見つけたらしい。
ご名答!
ようやく見つけた彼に連れていかれた先には、
他にも中国の方々が。
とはいえ、ご高齢の方ばかりで、若者の姿が見当たらない。
入口に掲げられた看板を見てみると、
ここは「老人の家」。
話によると、彼らは70年以上も前からキューバに住んでいるらしい。
元々ハバナには、ビジネスを始めようと渡ってきた中国人が200人弱いたそう。
けれど、ここキューバではビジネスが上手くいかず、
その多くがアメリカを始め他の国に移ってしまったらしい。
そんな中で、小さな頃にキューバに連れてこられて以来ここ住んでいる彼らは
「ここを離れたくない」とのことで今も尚、ハバナで生活している。
その為、今ここハバナにいるのは、ごく少数の老人たち。
そんな彼らの話を聞くと、
移民って改めて簡単なことではないんだなぁと実感。
老人の家を後にし、
広場近くでミアおすすめの冷たいものの屋台を発見!
・グラニサド イチゴ味(0.25CUC≒35円)
かき氷…というよりかき氷シロップを飲んでいる感覚に近いものでした。
ついつい別のお店でオレンジ味も♪
グラニサドで喉を潤した後、
wifiのあるホテルの近く(路上)で、お金を払ってでもネットをしたいというフランシス達。
その間に私はホテルの中にあるツアー会社へ行き、
キューバの他の街へ行くための情報収集(ネットが使用できないので、自分の足で集めるしかない!)。
チケットまでは買えなかったものの、長距離バスの時間を教えてもらえました。
ついでに、気になっていたピニャーレス渓谷の日帰りツアーも申し込み
(60.77CUC※手数料3%掛かるものの、クレジットカードが使えました)。
再びフランシス達と合流し、散策開始。
アイス屋さんを発見。
※基本的には、CUPとCUCはそれぞれのレートに合わせ別の数値に設定されているのですが、
稀にこのお店の様に、観光客へは25倍もの金額を請求してくるお店もあるので要注意!
(1CUC=25CUP※CUC→CUPへの換金時の手数料1CUP込)
暑いのですぐ溶ける!!
どことなく粉っぽいものの、すっごくクリームが効いたアイス。
生クリームが好きな人が好きそうな味でした。
更に歩き続けると、
気付けば、
ハバナに来たら行ってみたかったお店、
LA BODEGUITA DEL MEDIOを発見!
近くには標識が出ている程の有名店。
ミントの爽やかさが魅力のカクテル、モヒートを飲むため!
噂によると、ここがモヒート発祥のお店らしく、
文豪ヘミングウェイもよく通っていたらしい。
早速、1杯5CUCのモヒートを注文♪
つぶしてより香りが出たそんなミントの後味と、
程よいアルコールが、暑い中歩き回った体を元気付けてくれる。
とあるギャラリーを発見。
中に入ってみると、
キャンバスに木の枠風の絵を描くアーティストに遭遇。
とっても喜んでくれました。
描かれたと思われる絵がところどころに。
街中は涼しい時間帯になったこともあり、
外にみんな出てきてお喋りをしたり、子供たちが走り回って遊んでいたり。
井戸端会議中だった彼は、
アメリカに住んでいるらしいが今は休暇でキューバに帰ってきてるとのこと。
なんだか平和な微笑ましい雰囲気。
そうして宿に戻った夜、
宿のスタッフ、レスターの提案により
サルサ バーへ。
キューバと言えば、サルサ!
”ナイトクラブなんかよりサルサ バーだよ!”とレスターが連れて行ってくれた店。
DJが音楽をかけ、放たれるレーザービームにスモーク、流れるクラブミュージック
確かに時折サルサ調の曲が流れては入るけれど、
正直違いがよくわからず。。。
ちなみにここには、噂ではキューバに存在しないと聞いていた
コカ・コーラやファンタも売ってました!(ただし、値段はかなり高め)
トリニダという街へ行く予定。
しばしサルサ バーの雰囲気を楽しみ、
盛り上がって朝まで残るというレスターを残し、
私たち3人はそそくさと宿へ戻り、明日へと備えました。
by ice_oga | 2015-07-29 23:36 | アイスクリーム | Comments(0) |